活動報告(令和3年度5月27日)

生命論第4回の授業のテーマは「進化と優生思想」進化についての先生の講義とナチスの優生思想についてのドキュメンタリーの視聴でした。

「進化」というのは遺伝子に変化が起こりそれが子供に伝わり環境の中に残ったり増えたり減ったりすることですが良くするために進化をする一方で条件次第では必要のないものは退化したものもあります。ダーウィン自然選択説では突然変異で色々な種類のものがうまれ、生存競走の下で自然環境により適者生存するというものです。しかしウイルスや雑草なども急速に進化していくが人間にとっては少し厄介です、今世界中で蔓延している新型コロナウィルスも変異し続け感染力が増え続けています。

いのちの優劣をつける優生思想、そもそも優生学というのは民族全体が健康でいる為に遺伝による病気をどう防ぐかというものでした。ナチスにフェアシュワーという化学者がいた。彼はユダヤ人を断種するために不妊手術を行っていた。しかし彼は戦後処刑されることはなかったが数十年経ってからその真実は暴かれた。果たして優生思想という人間をふるいにかけるのは正しいのだろうか。ふるいにかけていいのなら何を基準にするのか。考えなければいかなければならないと思う。
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