5/6の授業報告(3A04)

○授業テーマ
 調査票の記入・約束事(森中先生・宮川先生) 70分授業
 
○授業内容
 選択授業『生命論』事前調査票の記入を行いました。内容は以下のものです。
 
 ●進路希望(学部・学科)
 ●『生命論』を選択した動機・理由
 ●『生命論』の授業を通して考えてみたい事、取り上げて欲しいテーマ
 
 という生命論そのものに対する内容と、
 
 (1)ダウン症などの障害児が生まれてこないようにする行政施策の中で、「生まれてくる赤ちゃんが五体満足であることがなにより喜ばしい」、「身体や精神に異常のある赤ちゃんがうまれてきたときにはどんなに好きあった者同志でも、その子のためにどれほど悩み多き日々をおくらなければならないことでしょう」という内容が記されてあった。このような意見にどう思いますか?
 
 (2)20代後半の婚約中の女性が、自身が障害を引き起こす原因遺伝子の保因者であると診断された場合、誰にもその事を知られたく無いため、婚約者にも内容は告げずに婚約解消を申し出ようと思っている。このことに対してどう思いますか?
 
 (3)「死の選択権・自己決定権」を強調し、「延命装置の停止」、「鎮痛による生命短縮」、「医薬剤の投与(注射・点滴)」(=積極的安楽死)、「致死薬剤の処方・服用」(=医師介助自殺)を認めるべきだ。という意見に対してどう思いますか?
 
 (4)15歳未満の子供でも、自らの死や死後の処理方法について考え、意思表明する能力は備わっているはずであるから、15歳未満の子供から臓器摘出を認めるように法律を変えるべきである。という意見に対してどう思いますか?
 
 (5)動物の受精卵の初期胚より分離された細胞で、体内のすべての細胞に分化する分化全能性を備えているES細胞は、細胞移植治療への応用において多くの利点と成果が考えられる。だが、本来は命として育つはずの受精卵を使用する事であるこの研究を国家の仕事として進めなければならない。という意見に対して、どう思うか?
 
 という実際、現代社会で起こっている事例、意見に対して『生命論』の授業を受ける前の自分の意見を記入した。・・・のですが、70分では最後まで書ききれず(ほとんどの人が同じだったと思います)、5/13の授業時に提出となりました。 ちなみに一年間授業を受けた後、同じ調査票をもう一度記入して、自分の考え方や意見の変化を確かめるようです。
 
○連絡事項
 8月の補講期間中に一度、講義が入るとの事でした。
 
○個人感想のようなもの
 まずはこんな時間になってごめんなさい。53期で初めてのブログ投稿でした。形式は勝手に考えたものなんで、どんどん変えていって欲しいなーと思います。
 調査票の内容はどれも簡単なものじゃ無く、自分に対して何回も問いかけなければ答えが作れないもので、考えれば考えるだけ意見の内容も変わってくるので、整理する事がとても難しかったです。 それでも1年間、講義を受けた上でしっかりと自分の意見を作っていこうと思いました。