2019-01-01から1年間の記事一覧

ラットの解剖 3B15

5月27日に初めてラットに対面した。名前をつけるかつけないか、つけたら後がしんどいよな、いや名前をつけて愛情込めて育ててあげたい、と悩んだ。結局名前はつけなかった。それでも愛情を持って育た。のんびり屋の私が、お弁当もそこそこにお昼に生物実験室…

ラットの解剖 3B14

小さかったラットを約一か月半飼育し、私は昨日解剖した。先生はその日のうちに感想を書きなさいとおっしゃていたが、私はなかなか心の整理がつかなくて今日になってしまった。 先生の解剖中、私は以前行った鶏の屠殺・解体と、鹿の解体を思い出していた。ど…

ラットの解剖 3A32

結局私は、瓶の中のラットを前に大泣きしてしまった。ずっと心の準備をしてきたつもりだったのに、やっぱり死ぬのは辛かった。ジエチルエーテルの鼻を突く匂いや、飼育室のアンモニア臭、解剖している時のあの独特の香りが、今もふと蘇ってくる。その度に悲…

ラットの解剖 3B01

私がラットを解剖する前、生命論を選択していない生徒に「なぜ解剖するのか」と問われたことがあった。そのとき私は明確に答えられず「ラットの身体の構造を知るためとか、生命の重みを知るためとかかな」と曖昧で陳腐な答えを言った。答えられない自分が恥…

ラットの解剖 3D26

私は今でも、1人1匹ラットを自分の手で育てて、自分の手で解剖することの意味はわかりません。もちろん、死んでしまってからも動いている心臓、小さいのにちゃんと形を為している臓器たち、ちゃんとラットのかたちをした赤ちゃん、感動といっていいのかはわ…

ラットの解剖 3C34

私はラットを育て解剖することになんの意味も見いだせなかった。私は医者にも獣医にもならないし理系でもない。こんな奴に殺されるこの子はなんて可愛そうなんだろう、そんなことを思っているうちについに解剖の日がやってきた。 ラットは今日も可愛かった。…

ラットの解剖 3A6

2ヶ月弱飼育したラットの解剖を行った。まず、先生から実験動物としてのラットについて説明があり、ラットの解剖を実演してくださった。その後自分たちも各自でラットの解剖を行った。 解剖中はラットの毛の多さに苦戦していたが、実際に内臓の配置や横隔膜…

6月13日活動報告

今回は前々回に引き続き、立命館高校の堀一人先生に「生命に関わる問題をどう考えるか」というテーマで授業をしていただいた。 授業の前半部分では前回も話題にされた「出生前診断」に対してそれは本当に本来の目的で使われているのか、使われていなくてもこ…

5/16 C34

半導体やQubitやナントカトランジスタのお話は難しくてなんとなくしか分かりませんでしたが、これまで深く調べたり学んだりすることのなかったコンピューター、AIのお話を沢山聞けてとても有意義でした。トランジスタが限界をこえて小さくなっていってもうさ…

6/6 hiroshimaまとめ

5/18に行った広島研修をまとめた。 広島で学んだことを他の生徒、保護者や一般の方にも知ってもらうべく、附高祭で発表する予定だ。そのための準備として、各自まとめた自分の感想を要約して、伝えたいことをリストアップした。 発表について様々な案は上が…

活動記録 5/23 B14

今日は宮野先生に講義をしていただきました。 これまでは、AIと医療がどのように結びついているのかあまり明確に考えられていませんでしたが、今回の授業では、それが知ることができたと思います。 人間の可能性は無限だと信じたいですが、人間の能力は有…

活動記録 5月23日 A19

今回は宮野先生のお話をお聞きした。 医療とAIのつながりについて学ぶことができた。事前に配られていた「人知を超えて医療を支援するAI」でも書かれていた、「人工知能のパワースーツを着た医師たち」という表現が強く印象に残った。AIの診断によって正しい…

活動記録 5月16日 A19

今回は溝上さんのお話をお聞きした。はじめの方でお話されていたコンピューターの進化が想像以上に速いスピードで、技術の発展に驚いた。量子力学という言葉は今まで考えたこともなかったが、科学の進歩に大きくかかわるものだと知ることができた。また、最…

活動記録 5・30 ⅢA19

今回は立命館高校堀一人先生に、出生前診断についての講義をしていただいた。 まず、出生前診断についての新聞記事を読み、そこから分かること、分からないことなどを話し合った。 その後、ダウン症の確率など、出生前診断を受けるために必要な情報について…

活動記録(5/23)A6

今日は、東京大学医科学研究所ヒトゲノムセンター長の宮野さんのお話を聞きました。私が1番印象的だったのは、風邪などのウイルスによっても私たちのDNAが少しずつ変化しているということです。また、Watsonのゲノムの分析によって、今現在、医療の面で可能…

5/22 宮野先生のお話 3A32

もし人間ががんを乗り越えることができるようになったなら、人間の寿命はどうなるのだろう。宮野先生のお話を聞いて、がんについて深く考えた。一体何が癌なのか。それですら曖昧なことにはとても驚かさせたが、そうか、癌は人間のDNAのエラーなのだ、という…

宮野先生のお話 B1

先生のお話を聞いて、全ゲノム解析を行った人のゲノム情報はアメリカの法律では保護されているが日本の法律ではまだ保護されていないと聞いたことがあるのを思い出した。またゲノム解析で高確率の病気の罹患の可能性を告げられた人は生命保険等に入ることが…

3D26 堀先生

最近英語の授業でもAIのことを扱っていて、AIの未来について考えることが多く、その中で私がずっと考えていたのは「責任はだれにあるのか」ということだった。よくAIの話になると「人間の仕事がなくなる」なんてことがよく言われるが、医療のこととなると患…

5月16日

今日の講義を聞いて私は医療とAIの関係の発展について考えさせられた。AIがこのままのペースで更なる進化を遂げれば、いずれ医師の代わりに患者のデータから治療法を探り出し、一番有効であるものを他の医療用ロボットに従わせる。こんな未来がいつかやって…

ヒロシマノート 感想文  A.Y

ヒロシマノートは大江健三郎氏の旅の記録、「広島へ」というプロローグから始まる。 それは作者が個人的にとても落ち込んでいる時期だったらしい。憂鬱な作者の旅を1週間で変えたも の、それは広島で出会った人びとの生き方と思想だった。大江氏が語る、真…

活動記録5/16 B15

ハードウェアについての歴史は、今まで自分が知らなかったことが沢山あって、普段何気なく使っているものが、急速に発展したものの上に成り立っているのだとわかった。また将来的なハードウェアについては、私の理解を凌駕するほどの理論に基づいていて、未…

活動記録(5/16)A6

私は今まで、量子力学については全く知識が無かったのですが、今日の講義でその面白さを少し感じることができました。講義を受けた2日後に、東京大学が光量子コンピュータの心臓部の回路を開発したというニュースを見て、今まさに最先端で取り組まれている…

5月16日 感想 3B14

私は、普段から機械について考えることがなかったし、量子力学について考えることもなかったので、とても新鮮な講義でした。私は、コンピュータのしくみがあまり分かっておらず、またいつから発展していったのか、ということもわからなかったので、コンピュ…

活動記録 3c7 5/16

普段からAIや機械に関して触れることが多いので基礎知識もあり話は理解しやすかった。自分が普段身近い感じている分野が、思いもよらない分野とリンクしていることを知れた。 量子力学の分野については難しいのでわかっていないことも多いが、量子テレポーテ…

5/16 溝上さんの講義 A32

私は物理学にあまり興味がなかった。全くないといえば嘘になるが、とにかく私は物理が苦手だった。量子力学なんて、知ってはいたけれど一生触れることはないと思っていたのだ。だけど実際には、この世界のあらゆるところに使われている。溝上さんの話を聞い…

活動記録(4/25)C34

デザイナーベビー 前回、自然な状態が1番だという結論がでるか出ないかというところで話し合いが終わっていたため、当然のようにこの想定には反対意見ばかりがでた。やはり容姿や能力は手を加えなくてもいい部分であるし、これが許されビジネス化されると、…

Hiroshimaについて(5/9)A6

今日はまず、Hiroshima研修の説明を受けました。その上で、春休みの課題として提出した読書レポートを踏まえ、原爆について、一人一人考えや感想を発表しました。 内容としては、 ・課題図書「ヒロシマノート」の感想、考えたこと ・自由図書の内容説明と感…

4月25日B1

今日の授業でも前回と同様少人数で用意された想定の下で話し合った。 胚への遺伝子治療については私は別にこの目的なら、どうせ今治療しなければ将来ガンになって生死の狭間を彷徨ったりする可能性があるので行っても良いと思った。班内でも、今治せる病気で…

4月25日

今日の授業でも前回と同様少人数で用意された想定の下で話し合った。 胚への遺伝子治療については私は別にこの目的なら、どうせ今治療しなければ将来ガンになって生死の狭間を彷徨ったりする可能性があるので行っても良いと思った。班内でも、今治せる病気で…

活動記録 4月25日 3B14

今回は、遺伝子についての講義のあと、前回に引き続き、生命操作についての資料を用いて、「人工子宮」「デザイナーベビー」についてグループに分かれて議論を行った。 人工子宮について 想定だけ読むと賛成できたが、AからDの主張には完全に賛成することは…