研修2日目 

研修2日目は広島の平和記念公園と資料館を見学し、最後にハチドリ舎で被爆者証言を聞いた。

小学生の時に一度平和記念公園と資料館は行ったことがあったが、かなり忘れてしまっていたので、原爆のことを考える良い機会になったと思う。原爆の被害の様子を絵だけでなく、写真で見るのは辛く心にくるものがあったが、その分原爆というものがどれだけ恐ろしく、この世界にあってはならないものであるかを理解できる気がした。

ハチドリ舎での被爆者証言は二グループに分かれて、実際に被爆した人と胎内被爆をした人の話を聞いた。私は胎内被爆者の方の話を聞いた。その方は、自分の被曝体験についてではなく、被爆者であることによってどのように世間に見られるのかについて主に話してくれた。今では差別は少なくなっているだろうが差別があったことに驚いた。また、日本は唯一の被爆国として広島をもっとアピールしなければならないとも言っていた。原爆について一番よく語り訴えることができるのは実際の被爆者であると思うが、その方々が高齢になっている今、その方々の体験談を聞いた若い世代がすべきことなのかもしれないと思った。