第二回 3C22

初めに先生から講義をしていただき、その後討論しました。
 
 
 
講義
・遺伝の仕組み
・どのような原因で遺伝病が起こるのか
・「優生思想」について
・受精から人が生まれるまでの過程
などを学びました。
 
 
 
討論
霜田求先生の「生命操作」という文章を読んでグループ討論をしました。
一部ですが、出た意見を載せておきます
 
1.着床前遺伝子診断と胚選別
・(遺伝病について)子供を病気で苦しませたくないのは自然なことである
・遺伝病発症や障害を持つ可能性があるからといってその胚を排除するのは、そのような人たちに対する差別につながるのではないか?
・そのような理由で命の選別をするのは倫理的に間違っている
・健康な子供なら育てられても、そのような子供では親の負担も大きく、育てられないという事情があるかもしれない
 
2.ドナー・ベビー
(病気の子供を助けるために、体外受精で組織適合性の高い胚を選んで産み、その子供に組織の一部を移植する、という例で討論したそうですが、私はそれに加わっていないので割愛します)
 
3.人工子宮
・職業上のキャリアを中断したくないという理由で利用するのは理解できる
・「お腹を痛めて産む」という行為によって母子の愛情が生まれるとおもうので、好ましくない
・子宮に問題のある人も子供をもてることになるのですばらしいと思う
 
 
 
 
感想
講義は去年までの生物で習ったことを思い出せてよかったです。
優生思想は、ナチスドイツのイメージが強かったけれど、今の人たちもそういった思想を持っている人は少なからず居るんじゃないかなと思いました。
討論はいろんな意見を聞くのが楽しかったです。
理論だけではみんなに納得してもらうことすらできなくて、答えのない問題なのだな、と改めて感じました。
 
できるだけいろいろな立場の意見をそろえたつもりですが、偏っているかもしれません。
書き足したいことや書き直したいことがあればコメントでお願いします。