がん医療、緩和ケアについて


今日は市立岸和田市民病院がん看護専門看護師の高見陽子先生に講義をしていただきました。

①はじめに
専門看護師とは、水準の高い看護ケアを患者さんに受けていただくためにあり、看護師は永久にある資格ですが専門看護師は5年に一度資格の更新をしなければならないそうです。
最善の医療提供には〝チーム医療〟が大切だと感じ、医師だけでなく薬剤師や看護師も1人1人意見を出し合い、より良いケアを提供できるように実践しているそうです。

②がん医療に関する政策
男女あわせて2人に1人はがんにかかるといわれている今、五年相対生存率は約70%まで増えています。治療薬が増えたり、芸能人のがん報道などで早期発見ができたケースも多くなっているそうです。正しいがんの知識を知ることが予防にもつながります。最近では働く世代や子供のがんも増えており、『がん対策推進基本計画』によって新しく問題になってきた課題と取り組むべき目標が定められています。

③緩和ケアについて
一般的には緩和ケアのイメージがとても悪い。診断された時から、将来起こるであろうを予測して予防することが大切。家でもケアを受けることができます。

④自分らしく生きること
理想の死に方とは?残された時間をどう生きたいをよく考えることが大切です。

貴重なお話ありがとうございました。