6月15日 土屋先生講義

今回の授業では、大阪市立大学の土屋先生が「感染病について」というテーマで講義してくださいました。
最初の一時間目は感染症倫理学などについて、一から教えて頂き、私は特に先生のおっしゃっていた「感染症=発病者ではない」という言葉が印象に残っています。私は今までマスメディアから受け取っていたイメージから、感染症はウイルスがうつったら100%発症するイメージでしたが、私たちの体に備わっている免疫によって発病しない可能性もある事を知り、意外でした。また身近に経験したことのある予防接種も免疫の働きを引き出すだけで、100%予防ができるわけではないので、この事をしっかりと理解して活用して行きたいと思いました。
二時間目はハンセン病についてのビデオを見ました。ビデオにはハンセン病の元患者さんが多く出てきて、体験者だからこそ語ることのできる貴重な話を知ることができて良かったです。
今回の授業を受けて、更にハンセン病について興味が湧きました。ハンセン病で特に大きな問題となった差別や偏見は、本当の意味でどのようにしたらなくなるのかを自分なりに深く考えていきたいです。