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半導体やQubitやナントカトランジスタのお話は難しくてなんとなくしか分かりませんでしたが、これまで深く調べたり学んだりすることのなかったコンピューター、AIのお話を沢山聞けてとても有意義でした。トランジスタが限界をこえて小さくなっていってもうさすがに限界だろうと言うお話が面白く、そういいつつもっと先にはもっとすごいことになってるんじゃないかと思ってしまいました。量子コンピューターのお話も、量子コンピューターの写真はみたことがあったけれど、まさかあのゴツゴツしたやつが進化して主流になっていくかもしれないなんて思ってもいなかったのでとても興味深かったです。
ただ1番面白かったのはやっぱり、今や未来のコンピュータとAIのお話でした。インプットできる情報が複雑で大量になり、アウトプットできる情報が幅広くなる。シンプルで答えが出るものではAIは人間をこえる能力のをもっている。でもまだ汎用的ではなくて、領域を搾ったエキスパートとしてのAIが活躍していて人間が手助けする形をとっている。というお話は、実際にAIを見たことがないのでへぇ〜っ!!というかんじでしたが、なんだかドキドキしました。
AIの汎用性を追求する研究もあるというお話でしたが、そうなるともう人間の仕事はほとんどいらなくなっちゃうんだろうなと思いました。それはちょっと寂しいです。働いている人間はかっこいいし、魅力的です。あまり働かなくなってAIのサポーターとして少し頭を使うだけになっていくとしたらそれはなんだか嫌だなと思ってしまいます。自動運転の車等は困っている人や運転が苦手な人にとってはいいけれど、運転が好きな人には事故が起こりそうな時だけサポートしてもらう以上には必要がないし、働くことを楽しいと思っている人にはAIは必要ないです。本当に必要な部分でAIに手助けしてもらうのはとてもいいことだけれど、何十年後かになんでもかんでもAIにとってかわられる時代が来なかったらいいなと思います。また、医療につかわれているAIワトソンが日本ではいろんな壁があってさっさと活用できないという話はモヤモヤをうみました。めんどくさい国だなぁと思いますが仕方のない部分もあるのでしょうか。日本でも、素早くでも必要な部分に適切に技術を活用出来る状態になるといいなと思います。
先生は「人は技術を使いこなせるのか!?」というワードをだしておられましたが、無理な気がします。人間はまだ戦争や紛争をしています。まだみんなが技術を適切な箇所に適切に使おうとできる精神をもてていないです。技術だけが進化していって人が進化しなかったら危険だなと感じました。
今いちばん最先端のAIってどうなっていますか?とか先生は普段どんなことをしているんですか?とかを質問しようと思っていたのに皆がなんだか難しいことを聞いていたので手を挙げるのをやめてしまいました。少し後悔しています。
とても楽しく貴重な時間でした。ありがとうございました!!