9/21今日の授業 いっぺ

 投稿が遅れてしまいすいませんでした。。 
*今日の授業内容*
 今日はホスピスで働いておられる田村恵子さんに再びお越しいただき、ホスピスの現場についてお話して頂きました。
,ん医療の現状
・医療は進歩してきているが、死亡率は上がってきている。
 がん治療を終え、そして長い人生を歩む時代に
・年間約50万人ががんと診断され、約32万人が死亡している
・がんサバイバーは約300万人といわれている。
⇒治るようになった、しかし増え続けるがん
原因:欧米導入により、医療は発達したが、欧米の食生活によりがんファクターが増えた。
・がんサバイバーシップの定義
がんサバイバーシップとは、長期生存を意味するだけでなく、がんという疾患や治療効果の有無ということを超えて、がんと診断されたときから人生の最後までがん生存者でありつづける。
・サバイバルのステージ
A急性期
B生存がより延長された時期
C安定した変化の無い時期
D終末期
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・緩和ケアの定義
緩和ケアとは、治療を目的とした治療が有効でなくなった患者に対する積極的な全人的ケアであり、痛みやその他の症状コントロール、精神的、社会的、そして霊的問題の解決が、最も重要な課題となる、緩和ケアの目標は患者とその家族にとってできる限り可能なQOLを実現することである。
ホスピスケアの実際
ホスピスの目標:患者と家族にとり最良のQOLの実現を目指す。
ホスピスの要素:全人的ケアの実践
        家族へのケア
        チームアプローチ
「疼痛マネジメント」=「ホスピスケア」ではない。
チームでのアプローチが大切。
ホスピス・緩和ケアの基本姿勢
・基本的なケアの徹底である。
・その人らしい最期を
・死の現実から目をそらさない
・真実の権利の尊重
・細やかな患者の理解
*授業の感想*
シンポジウムで初めてホスピスがどのようなものであるか知り衝撃をうけました。この日は緩和ケアで患者さんだけでなく家族もふくめたトータルペインをケアしなければならないと知り、田村さんがおっしゃっていたように五年以上経験のある看護師さんじゃないとやっていけないだろうなと思いました。
また最近では安楽死についての議論が世の中でされていますが、安楽死が認められるということは誰も死をとめてくれないということになるという田村さんの意見に納得させられました。