今日の授業 ruka

今日の授業は70分の短縮授業でしたが、2つの視点からの生命についての話ということで、とても興味深い内容だったし、考えさせられることも多くて、早速内容の濃い授業だったなぁと思います。

まず、堀先生のお話の「パーソン論」ですが、私は納得できませんでした。最初から最後まで一つの考えをつらぬいているところは、トゥーリーはすごいと思いました。でも、「生物学的なヒト」であるだけでは生存する権利をもつとはいえないという主張に私は首をかしげてしまいました。特に、新生児が人格を持たないとするなら殺すことが正当化されると結論されていることにはどうしても納得できません。新生児は成長してトゥーリーのいう「パーソン」になる同じ人間で、違うものとして考えることが私にはできないです。だから逆に、森中先生が最後の方におっしゃった「人間はとてもかけがえのないものだから殺してはいけないんだ」という考えなら、新生児も殺してはいけないということになると思うので、わたしはこの考えの方がすんなりと受け入れることができました。

このブログを書くために、いろいろ考えて、自分の考えていることにいっぱい矛盾点があることに気づきました。この一年で討論や実験やいろいろな方のお話を聞くことで、自分の考えをまとめていけたらいいなと思います。