5月10日 授業内容 Mayuko(3A35)

《優生思想について》
優生思想は第二次世界大戦中にナチスが行ったユダヤ人・障害者に対する大量虐殺で有名
  →しかし、日本でも優生学は流行した

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 日本では戦時中に国民優生法が成立→1948年から1996年9月まで優生保護法が存在→母体保護法に改正
 <優生保護法>
 「不良な子孫の出生を防止する」ための優生手術などと女性の人口妊娠中絶を規定
 <母体保護法>
 優生保護法が障害者からの改正要求があったため改正
 「不良な子孫の出生の防止」という内容は削除
 
∧叱妨衛生部の例
 1969年から72年にかけて「不幸な子供の生まれない対策室」を設置
 ・妊婦向けパンフレットで羊水診断を勧めた
 ・「障害児は不幸な子供」「障害児を持つ事は悩み多き事」と断定
 
「内なる優生思想」「障害者抹殺の思想」
 ・自分のリハビリ・健康管理をすることは?
 ・胎児が病気や障害になるのを防ぐのは?
 ・障害を持っている胎児を中絶するのは? 

助産師さんのお話》
助産師さんからお話を聞かせていただきました
・障害児が生まれてもお母さんは喜ぶこと
・胎児診断は勧める先生・勧めない先生がいること
・診断をする前に「障害児の場合に中絶をするのか」を決めてもらうこと
・若年出産への対応
・中絶後の精神面でのケアはほとんどされていないこと
などたくさん聞かせてもらえました。

《感想》
私は優生思想とか障害胎児抹殺とかはあまり肯定したくないけど、もし自分が障害児を育てる事になったらとか考えると、個人レベルではそういう考えを全く否定するのも難しいです。でも行政が障害者のことを否定するような事を言うのはやめてほしいし・・・自分がどう思ってるのかも分からなくなりそうです。