優生思想について raku

 今日の授業についての感想です☆
 今日はまず、前回配られた論文についての、Ayuさんと小技さんとモンブラン順久さんの発表と先生のまとめがありました。その後、グループに分かれて優生思想について自由に話し合いました。
 私が興味深いと思ったのはうちの班で出た優生学についての考え方でした。「優生学が目指すものが人類をより優秀な種にすることに繋がるのなら、それは自然の中で弱者が淘汰されていくことと同じこと。だから優生学は人間が新たに作り出したものではないケド、やっぱり自然に代わって人間がその淘汰の判断に関り出すと本当にそれが結果的にヒトにとってプラスになるかは分からない・・・。」という意見です。色覚異常の話にあったように実際に私たちが優生だと考えている性質が本当にそうであるかは分からないし、仮にそうだとして、人類のために、と納得できても、個人レベルに立ち返ると私はやっぱり優生思想を全面に実施することには違和感があります。障害者についての考え方においても、私はずっと皆を平等に扱うことが正しく、私自身障害者を受け入れられていると客観的には思っていたけど、例えば先生の話にあったように受験勉強でいっぱいいっぱいな時に同じ教室で授業を受けられるかと考えたときに、自分が障害者を受け入れられていない、つまり、まさに優生思想をしていることに気づきました。
 このように客観的に考えるときと、「私」とか「あなた」という特定の個人の立場に立って考えるときに意見が変わってしまうのがこの話の難しいところだと思いました。これからの授業でこの2つの立場の中である程度折り合いがついて、自分なりの意見がまとまっていけばいいなと感じました。長文失礼しましたぁ。