生命操作についてのまとめ ame

今日の生命操作についての討論のまとめです。

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(根底にある事実→受精卵の利用 遺伝子的に問題はあるが発症するとは限らない)
全体的な意見としては、胚を「いのち」とみるかどうか、遺伝子基準で選別するのは良いのか悪いのか という2段階を踏まえた上で、その段階を乗り越えた場合に着床前遺伝子診断と胚選別が肯定されるのではないかとなった。
胚をどの段階で「いのち」と考えるかについては
★本来は受精は自然にかつ偶然に起こるものであるから、人工授精であるにしろ受精した瞬間にそれは「いのち」となる。
★胚はヒトの形をしていないから受精してすぐに「いのち」というイメージはわかないと思う。着床して妊娠したことがわかって初めて実感できるものだと思う。
という2つの意見に分かれた。

胚選別に関しては胚は着床して初めて「いのち」とすることを前提において、
★何個かから発症の可能性の無いものを選ぶことは、事前にそれがわかるならできる限り健康な子を産みたいという大体の親の願いからすれば仕方ないし、当然である。でも他人からどのような印象を受けるかはわからない。
★選ばれなかった子(胚)でも発症するかはわからないから、もし発症してもしなくてもその子に正常な時間(人生)が少しでもあるなら、その子を産んであげたい。
★もし自分が難病だったとしたら病気が辛い・しんどいという事はわかっているから、選ぶ権利はあると思う。
というような意見がでた。
二番目にあげた意見から発展して、病気の重さによって遺伝子診断および胚選別の是非が変わってくるのではないかという話になった。生まれた時からすでに発症するものであるならばそのような選択肢をとりかねないが、発症する時期が40代頃であったりしたらその子には40年間という時間ができるから選別をするのはどうか・・・となった。
病気の重さの基準をある程度設ける必要があるという結論に達した。

・5人のそれぞれ一番近いと感じた意見
A→2人 C→3人

▲疋福次Ε戰咫
(根底にある事実→病気の子供に合った超健康体の子供をつくる)
例)子供が骨髄性白血病である場合、兄弟姉妹の骨髄適合率25%の胚でなく100%近くのものを選ぶ

ドナー・ベビーをどのように扱うかといった心理的問題に焦点が集まった。
★あるれっきとした目的も持って誕生した「いのち」ではあるが、もし適合性が高くとも失敗して重病の子供が亡くなったとしたら親のドナー・ベビーに対する愛情は無くなってしまうのではないか。
★親がドナー・ベビーに亡くなった子供を重ねて見て接してしまうのではないか。
★血はつながっていたとしても重病の子を助けるために生まれた、本来は存在しえなかったドナー・ベビーを愛することはできるのか
★存在否定が少なからず起こるだろうから、規制が必要になる。
といった意見が出た。

全員が概ね賛成の意見だったが、親のドナー・ベビーの存在を否定しないという意志があることを前提としている。

・5人のそれぞれ一番近いと感じた意見
A→4人 D→1人

デザイナー・ベビー
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(根底にある事実→プラスの価値をつくる)
デザイナー・ベビーと美人の製造については「プラスの価値をつくる」という点で同じだったので同時に考えた。
例)美人の子供が欲しいから、今大人気のエビちゃんをモデルとした子供をつくる。
★例でいうと、時代時代ではやりがあるから、今の社会で美人製造が実現すればエビちゃんばっかりになる。→同じ人間ばかりになる。
★両親の「美」の観点で子供をつくったとすればそれは親のエゴである。
★どんなに美人であっても人には誰しも1つはコンプレックスがあるものだし、個性が失われる。
★自分の意志で整形をしたりして美を磨くのはかまわないが、それに他人(親)が関与するのはどうか。意志の尊重が損なわれる。
などといった意見がでた。

結果的にはマイナスのものをプラマイゼロにするということに関しては抵抗はそれほど多くは中無かったが、よりプラスにしていこうとすろ事には全員が反対だった。また、このような事が行われると、金銭的に優位な位置にいる人たちとそうでない人達の間にさらなる格差が生じる可能性があるとの意見がでた。

ゥローン・ベビー
(根底にある事実→全く同じ人をつくる)
クローン・ベビーはドナー・ベビーと違って全員が反対だった。
★仮に亡くなった恋人のクローンをつくって子供として育てた場合、その子は恋人と身体的には同一人物だし、成長すると恋人と全く同じの容姿になる可能性が高いからその子を「自分の子供」として見続けることができるのか
といった意見がでてきた。

人工子宮
(根底にある事実→自分の体からは生まれてこない)
人工子宮に関しては様々な意見が出た。
代理出産の際の問題を回避できる点では優れているが、血はつながっていても自分の体からは生まれてこないのだから、「いのち」の重さの認識が薄れる。
★痛みをこらえて産んだからこそ、その子に対して「愛情」がうまれる。
★キャリアウーマン、医者などといった女性の場合、妊娠すると支障が出るから人工子宮はとても役に立つが、逆に「楽して子供をつくりたい」という女性が増えるだろうし、そういう目的で利用する人が出てくるから、子宮癌にかかり子宮を摘出した・子供を産む際に命の危険が伴うなどといったどうしても自ら子供を産むことができない女性に対してのみ、人工子宮の利用を許可すべきである。
といった意見がでた。

・5人のそれぞれ一番近いと感じた意見
C→4人 D→1人

一度人工受精自体いいのだろうかという話になりました。
いったん卵巣から複数個の卵を取り出し、卵のままでor受精させた状態で凍結保存するらしいので、凍結保存はどうなんやろう・・・みたいな感じになってわからなくなってしまいました。。

以上です。。
やたら長くなってすみません。。