7月1日の授業2(3D39)

4人ずつの班に分かれて、霜田先生の「生命操作」の各テーマについて討論しました。
(メンバー:3A29・3C8・3D29・3D39)
 
①着床前遺伝子診断と胚選別
(1)想定を読んで
・賛成派
A・・・健康な子供が欲しいことは変なことではない。操作はしているけど、健康な方が幸せになれると思う。
生まれる前の治療、と考えたらいいと思う。
B・・・健康な方が親としても育てやすい。自然受精であっても発症リスクの低いものが生まれてくる可能性はあるのだからいいと思う。
・反対派
C・・・体外受精をするということは、複数の受精卵の中から選び出すということは、選ばれなかった受精卵は捨てられることになる。病気は出来ればなくなってほしいとは思うが、優生思想についてもっと考えるべき。
D・・・自然に受精したほうがいいと思う。操作された世の中になってしまう可能性もあり、それはおかしなことだと思う。
(2)それぞれの意見を聞いて(討論)
D・・・極論になるが、もし色覚異常のようにその病気が人類の進化に必要なものであれば?
 A→もしそうであれ、後悔はしない。健康な方が大切で、進化とはいっても自分の子供だけが苦しい思いをする必要はないと思う。
 B→自分が親なら進化など考えてられないし、子供が健康な方が大切。
A・・・(Dは)操作された社会になってしまうと言っていたが、生まれた後に治療することもあるのだから、同じでは?
 D→確かにそうだが、本人の意思が必要だと思う。
(3)プリントに書かれた4人の意見を読んで
D・・・これは幸福追求権にあたるのか?
 C→本当に子供が欲しいなら子供がいるだけで幸せだと思うから、当たらないと思う。プリントの{B}の意見は差別にあたると思う。
 B→でも、子供の幸せを考えると、発症が親のせいだとは思われたくない。
 C→発症の可能性があるからといって中絶することは殺人ではないのか?病気があるからといってしていいことではないと思う。
 
②ドナー・ベビー
(1)想定を読んで
体外受精をして他の胚を捨てるような理由がないので全員反対。
(2)討論
D・・・子供をつくる目的が上の子を助けるため、だというのはいいことだろうか。
 A→たしかに目的はそうだが、上の子にこれだけ愛情を注いでいるならもう一人産んでもちゃんと育てると思う。
 D→可能性が高いだけでもし上の子が助からなかった時に虐待がおこる可能性もあると思う。
 
③人工子宮
(1)討論
C・・・負担はかからないけど、営利目的で使うようになってしまうかもしれない。自分本意の考えなので賛成できない。
 A→同じく、どうしても無理な人が使うことはしょうがないけど、お腹を痛めたからこその愛情もなくなると思うし、子供に対しての考えが弱すぎる。
 C→育児放棄にもなりかねないし。
 D→でも、夫が子供を欲しがっていたらその夢を叶えてあげたいし、産んでからは責任をしっかり持つつもり。仕事をあきらめることもできないから、賛成。
 B→夫はどっちにしろお腹を痛めて産むわけではないのに愛せている。そもそも、なぜ愛せるのか?
 A→愛する人が産んでくれたから、というのもある。
 
まだまだ話したかったです!