7月1日【グループ討論】

遅くなり申し訳ないです・・
(3A41による投稿でメンバーは3A17&3A25&3A37でした)
 
今回は1人の先生に対して全員で質問をするという形式ではなく、全員(16人)を4人1グループすなわち全体で4グループを作り、それぞれのグループ内で討論して意見をまとめ、さらに4グループ同士で討論という形式を取りました。
討論内容は元々提示されており、以下の①~⑥のテーマの中から時間の許す限り、自由に選んで討論というものでした。
 
①着床前遺伝子診断と胚選別
②ドナー・ベビー
③胚への遺伝子治療
④デザイナー・ベビー
⑤クローン・ベビー
⑥人工子宮
 
 
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さて、まず私たちは①着床前遺伝子診断と胚選別について、かなり長い時間討論しました。
 
”自分はX氏であると仮定した場合、自分はどうするか”という問題提議が司会者から出され、一人一人が個人的(自分がX氏であり、行うか行わないか)またそれに加え、社会的という立場に立って自分の意見を出し合いました。
 
▽まず司会者のM氏から―
個人的→行う(病気を回避できるのなら、やはり子供には受け継がれないようにしたいから)
社会的→どこまで操作してもよいかの線引きが出来なくなる。解決策としては病気を医師などの診断で線引きし、また法律で遺伝子診断をした際、親たちに知らさない線引きを作る。
 
▽続いてK氏―
個人的→多分行う(M氏と比べて若干弱めの賛成)
社会的→一切診断することを禁止にするべきではないか?(このときの線引きが問題になると思う)
 
▽次にN氏―
個人的→行う(法律で禁止されていたら行わない)
社会的→治療という見方であれば行ってもよいのではないだろうか?
 
▽最後にY氏―
個人的→行う(自分が遺伝性の神経難病を患っているので、子供にはこの辛さなどを味わってもらいたくない)
社会的→行うことに反対ではない。しかし問題なのは線引きであると考える。私はこの線引きを病気の重い、軽いで決めるのではなく、親の立場と子供の立場のどちらのために行うのかで判断したいと考える。
 
▼①のグループ内まとめ
 
全員一致で自分がX氏であったら行う、というものとなった。やはり、X氏の病気が遺伝性があり、その上神経難病であることが要因であると推定できる。
また、このケースやそれ以外のケースでも重要なのは線引きだということが分かった。
 

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次に私たちが選んだのは②ドナー・ベビーについて。特に、このときに想定されるであろう一人目はどのようなことが未来に影響するか、二人目は想定される感情についてたくさん考えました。
 
▽グループ内の意見―
個人的→明らかに一人目の子供を優先させているので、やるべきではない。
社会的→反対(明らかに間違っていると思う)
 
*一人目の子供の未来*
・親からの宣告のされかた。
・この子が延命を望むか望まないか。
 
*二人目の子供の気持ち*
・上の子のために自分は作られたのか・・と悲しむ。
・自分のおかげで生き延びることが出来たのだろう!と、ぐれてしまい兄弟げんか勃発。
・みながいたから今こうして生きていられているんだ!と家族愛が育まれる。
 
▼②のグループ内まとめ
 
どうなるかはケースバイケースですが、未来において大事なのは医師、親からの宣告をどう受け止めるかである。このように気持ちの面で考えるとまた新たな問題などが生まれてきそうであった。
 

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《4つのグループが意見を出し合い討論した結果と感想》
 
やはりどこのグループも線引きのことや着床前診断については意見を競わせたようだった。ドナー・ベビーの想定される気持ちについて同じように考えているグループがいて驚いた!
 
私たちのグループでは意見を言っている間に司会者から質問や突っ込みなどが入り、一つの問題から次の問題へ進むのが遅くなってしまった。その分、問題の多くは最後に”優生学”にたどり着いてしまうことが分かったが・・。今までに知り得た情報や自ら探求して掴んだ知識を持った上で断固たる自らの意思を持ったメンバーが生命論にはとても多いと思う!
私も、もっと知識を増やして自らの意志を固いものにしたいと思う。
 
長くなり申し訳ないです・・良かったらなんでも良いのでコメントください♪