前回の議論報告 ゆか

前回の議論報告です!遅くなってホントーにごめんなさい↓↓

|緇価旭篥岨區巴任版拜別について
親の立場に立った時に、障害者である子供を育てる自信がないがないので事前診断には賛成だという人がほとんどでした。
また、選択して産むことが許されるのかという問題については、もし障害者が産まれた時に少しでも後悔してしまうのならそっちの方が産まれてくる子にとって悪い事であり、それなら事前に診断し、確実に育てていける子を産む方が良いのではないか…という意見もありました。
やはり、“肺<産まれてくる子”という位置付けで命の重みをとらえている人が多かったです。
逆に反対する人の意見は、産まれてくるこの気持ちを考えると選択するというのはどうなのか、自分だったらイヤだなというようなものでした。

▲疋福次Ε戰咫
この題については賛成・反対がはっきりと別れませんでした。
この事例の場合では成功したからよかったけれど、もし適合していなかったら両親は同じように妹をかわいがる事が出来なかったのでは?そう考えるとやはり肺を簡単に使ってしまうのは怖い事だという意見がありました。
私たちの班が一番注目したのは文中の、
“たとえばカップルがともに聾あるいは軟骨形成不全で、自分たち固有の文化や生活スタイルを子にも受け継がせるために、肺選別によって自分たちと同じ「障害」を持つ子を得るという選択”
という所でした。
どのような子を産むのかという選択肢の中に、自ら好んで障害者をつくろうとする人がいるかもしれないという考え方にびっくりしました。

2つの議論から私たちが出した結論は、やはり技術の発達と平衡して「肺」がどんどん軽視化されていくのではないかという事。今の時点でストップをかけておかないと、将来どんな社会になってしまうのかという不安と恐ろしさを感じました。


今回の議題をとっても着床前診断をする事によるメリット・デメリットはそれぞれあり、一概には賛成・反対と決められないなと思いました。しかしこの前の議論でもある人が言っていたのですが、今の社会は絶対に物事を二極化して考える傾向にあると思います。人の意見や考えなんて様々だし、今すべての人が納得する事柄なんて多分ないんじゃないかな。。。そうなった時にやはり多数派の意見が採用され法律があると考えると、もし優性思想がなければ社会はなりたたないんじゃないかとふと思ったりもしました。かなり極論やけど…。
私は将来、遺伝子工学やクローン技術の方面に進みたいなと思っていました。でもここ何回かの議論を通して、本当にこのままさらに技術が発達していくのは人類にとっていい事なんだろうか、私はその手助けをするような道に進んでいいのだろうか、という迷いができてしまいました。
この1年間で、生命論という時間は私に新たな発見たくさんさせてくれそうです。これからの授業もとても楽しみです★