6月1日(木)の授業報告 - モリさん -

本日(6/1(木))は、奈良県桜井市で「赤崎クリニック」を開業なさっている、赤崎正佳先生をお迎えしての授業でした。赤崎先生の講義の内容を、部分的ではありますがご報告します。(☆は★に対する補足説明になっています)

リプロダクティブ・ヘルス/ライツ】

.螢廛蹈瀬ティブ・ヘルス/ライツの意味するもの
リプロダクティブ・ヘルス/ライツ…性と生殖の健康/権利
☆「出産期→妊娠可能期→閉経後」といったライフサイクルごとの問題
★妊娠・出産が女性の健康に与える影響(女性が抱える病気の約20%が妊娠・出産の影響)

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★望まない妊娠を避ける手段(適切な避妊法の選択)
★避妊法における欧米と日本の差
☆欧米では高校生の段階でピル(経口避妊薬)を服用→ピルを用いた避妊が一般化

人工妊娠中絶(高度生殖医療)
★人工妊娠中絶希望患者に対しての、産婦人科医としての役割
★人工妊娠中絶が母体に与える影響(子宮穿孔・不安感情等)

感染症
クラミジア性器感染症・淋病・エイズといった性感染症のまんえい

◎授業を受けての感想
産婦人科医のみなさんが抱えておられる問題について知り、考える事が出来ました。産婦人科は他の医療機関と違い、「生と死」両方の問題を抱える現場なので、産婦人科医として働くためには、技術面だけでなく精神面でも強い人間であることが求められるのだろうなと感じました。
また、日本の場合は望まない妊娠で授かった子を望まないまま出産する事例が非常に多いことを聞いて少し驚きました。このような環境で生まれた子どもは、成長していく過程でどのようなことを思うのだろうと考えさせられました。

以上、とりとめのない文章でしたがこれで報告を終わります。
赤崎先生、どうもありがとうございました。