死刑制度について

私たちは死刑制度をテーマにしています。

気づかないうちに班員全員が、結論が出ない問題に向き合うことから逃げてしまっていて、
自分たちが本当に調査したいことや目的を見失っていました。

結論が出るか出ないかではなく、
死刑制度存置派、反対派が対立している理由の核心のような部分に
切り込んでいくことをしなくてはならないと先生に教えていただき、
それからは
存置派であれ反対派であれ
それぞれの意見の本質のようなものを
探しながら話し合いを行いました。

私たちがまず見つけたものは、
"やられたらやりかえしたい"という感情でした。

その感情を持つ人、持たない人、持ってはいけないと思う人の3パターンに分かれ、
持つ人は存置派、持たない人は廃止派、持ってはいけないと思う人は二手に分かれるという結論になりました。

また、存置派、廃止派の理由を分類すると
"やられたらやりかえす"という感情をもつ人(存置派)には「憎しみ」が大きく影響していること、
持たない人(廃止派)は「利益」などに基づいて考えていること、
などがわかりました。