愛生園見学感想2

 今まで、学校でハンセン病について本を読んだりインターネットで調べたりしてきました。しかし、今回長島愛生園に実際に行って、元ハンセン病患者の方のお話を聞いたりして調べただけでは分からないたくさんのことを学ぶことができてとても勉強になりました。


僕が長島愛生園で一番印象に残っているのは、元ハンセン病患者の方のお話です。お話の中でも特に飛行機に乗った体験のお話が印象に残っています。今まで療養所の中だけで暮らしてきた元ハンセン病患者の方は、初めて飛行機に乗って自由になったということを強く感じられたそうです。自分が当たり前だと思っていることが自由でなかったということを強く感じました。


資料館でも知らなかったことを見て学ぶことができました。特に印象に残っているのは、資料館の模型です。自分の目でこの療養所がどのような場所であったかよく分かりました。模型には、自殺場所と書いてある場所があったり、赤い線が引かれている場所があったりしました。この赤い線は、患者が生活する区域と職員が生活する区域を分けていた場所だそうです。世の中だけでなく、ハンセン病療養所の中であっても差別があったことを知り驚きました。実際に長島愛生園に行ってみて、今までより療養所の中のことが良く分かりました。これから、療養所の外でどのようなことがあったのかを詳しく調べてみたいです。

 
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