ラットの解剖

今日は獣医師の川合先生が来てくださり、今まで育てていたラットの解剖を行いました。最初、一時間ほどラットについての説明を聞きました。その後先生がみんなの前で解剖を実演してくださり、1人一匹ずつ解剖を行っていきました。
感想
2ヶ月ほどの間世話をしてきた自分のラットを自分の手で解剖するというのはとても重い経験でした。飼いはじめた頃は、普通に可愛がって育てていましたが、次第に解剖の日が近づいてくるにつれて自分で殺さなくてはいけないと思うと辛かったです。薬剤をいれたビンの中にラットを入れて殺してから解剖するのですが、普段ほとんど鳴いたことのない僕のラットが、捕まえようとしたときに見たことないほど暴れて鳴き声をあげたのがとても印象的でした。やはり何か危険を感じているようで、怯えている様子がとても申し訳なく感じました。ビンの中に入れると、元気だったラットがすぐに動かなくなり力尽きて倒れました。さっきまで元気だったラットをついに殺してしまったという気持ちになり、もうこうなったらできるだけ多くのことを学ばなくてはいけないなと感じました。そして解剖をはじめいろいろな内臓をみたりして、小さな体にも様々なものがつまっていて、うまいこと生き物って出来ているなと思い、生き物ってすごいなと思い知らされました。しかし、この授業で一番強く感じことは、やはり命の重さです。今まで育ててきたので愛着もあるラットを殺すのはすごい罪悪感があり、この命を無駄にしてはいけないと強く思いました。これから、この命を無意味なものにしないためにも頑張っていろいろなことを学んでいきたいと思います。
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