5/22 宮野先生のお話 3A32

 もし人間ががんを乗り越えることができるようになったなら、人間の寿命はどうなるのだろう。宮野先生のお話を聞いて、がんについて深く考えた。一体何が癌なのか。それですら曖昧なことにはとても驚かさせたが、そうか、癌は人間のDNAのエラーなのだ、ということに気がつく。私はたまに、神様がいたのだとしたら、癌はきっと神様が作った、人間が増えすぎないようにするブレーキなのかもしれない、と考えたりすることがある。癌がなくなる世界、それはコンピューターが凄まじく発達した世界で、きっと他の病気の治療も進み、人間の生活はがらっと変わってしまうのかもしれない。
 私は医療関係の仕事に付きたいとずっと考えているが、もしコンピュータが発達してしまったら、医療はどうなってしまうのだろう、とも考える。人が健康に長生きできる世界。素晴らしいように見えて、問題は多く抱えているのだ。
 しかしその問題に直面する前に、こうしてAIを発展させてくださっている宮野さんや、関係している皆さんに感謝しなくてはならない。今回のご公演も、ありがとうございました。