6月21日   3B23:いかりんぐ

まずはとりあえずお疲れ様でした。
もともとあんまり深く考えない性格の自分なので、あんまり前の日からどきどきして・・・というのはなかったです。Mayukoさんと同じく、マウスを安楽死させたときもあんまり動揺しませんでした。
最初、メスを使うというイメージだったので、きっと切るときの感触に耐えられない、と思っていたんですが、はさみだったので正直少し救われました。(この辺は私の感覚です、ごめんなさい)
泣くかもしれないとは思わなかったけど、もっと開いたとき動揺すると思っていました。予想外に動揺しなかった、むしろどうなっているんだろう、と好奇心を抱いた自分が少し怖かったです。
解剖されたマウスを見て「もうただの物体でしかない」とも思ったけど、一方でまだ白いふさふさした毛が見えていたから、どれだけ腸や、心臓や、子宮なんかを取り出されても私の中ではずっとマウスだという気持ちの方が強かったです。お腹を裂かれたマウスを見ても、まだ生きていた頃の面影があるからか、可愛いなぁ、という思いがありました。何だか自分のことなのに不思議です。
実は今になってもあんまり現実感がなくて、正直自分が罪の無いマウスを1匹(正確に言うと17匹も)殺したんだという実感がありません。そんな自分がかなり怖いです。

でも、解剖されたマウスは鮮明に覚えています。
私たちのために殺されてしまったマウスを、私はしっかり覚えていなければいけないと思いました。