実習~マウスの解剖~ (3C11)JOE

僕は初めて解剖を体験した。生命論をとったのは昨日のようなことが体験できると思ったからです。将来動物関係の仕事に就きたいと思ってたのでとても身になりいい経験となりました。今思えば学校が終わればマウスの世話に行くというのが日課になっていました。毎日だったので時にはしんどかった日もありましたが、いざその生活がなくなってしまうと寂しいです。
解剖をする時、マウスの命を犠牲にしてしまうので「ごめんなさい」という気持ちがいっぱいでした。でも正直なところ解剖には興味があったので楽しみにしてました。一番きつかったのはビンにいれて麻酔しときです。あの光景は目に焼きついていてずっと忘れないと思います。僕は、麻酔が効いてマウスが眠ってからは気持ちを押し殺して「マウスの命を犠牲にする<たくさんのことを学ぶ」というのに集中して解剖に取り組みました。隣には実習生が一緒に解剖をしていたんですがその実習生は前に解剖をした事があったらしく詳しかったのでいろいろ質問して教えてもらい勉強しました。またこんな機会はもうないと思うので山中先生や助手の人、森中先生からもできるだけたくさんの事を吸収したいと思って質問しました。
解剖をしていていろんな臓器をみていきましたが一番感動したのは心臓です。小さいながらもピクピク動いていたのはとても神秘的で命ってすごいと思って本当に感動しました。僕らの斑のメスの子供は13日くらいまで育っていたのでとても大きく観察しやすかったです。尾、手、鼻などが観察できました。
やっぱり命を犠牲にするのは悲しい事ですがその分マウスからはたくさんの事を学ばないと申し訳ないと思います。この解剖に立ち会ってくれた先生方、そしてマウスには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。僕はこの解剖をしてやっぱり動物関係の仕事に就きたいと心底思ったのでがんばりたいと思います。本当にありがとうございました。