山中先生の講演(感想) 3C41 もね

"人間万事塞翁が馬"という、山中先生のおっしゃった言葉の意味が、全てのお話を聞き終わったとき、理解できました。山中先生もはじめからスーパーマンだったのではなく、沢山の事を経験して、努力してスーパーマンになったのだなぁ、と感じたのと同時に、もしかしたら私も、人生何がどう転ぶか分からないから少しは期待できるのかも、とも感じました。
iPS細胞のお話に関して書くと、どんなことがきっかけであれ、先生が、若年型(1型)糖尿病・脊髄損傷・白血病などの、現代の医学では完治が見込めない病気の患者さんに少しでも光を、と始められた研究が、少しどころではない、大きな大きな光を世界中にもたらしたということは、決して誰にでも出来ることではなかったと思います。
また、iPS細胞にもお金と時間がかかる、というデメリットがあることにも目を逸らさず、"iPSバンク"という新しい試みに取り組もうとしていらっしゃるということでしたので、ぜひ、先生には世界に先駆けてそれらを完成させていただきたいと思いました。
iPS細胞に関する丁寧な説明・附中高生時代からの先生の貴重なお話を聞けて、とても楽しかったです。これからの生命論などの学習や生活の中で、今回学んだことを生かせるように頑張りたいと思います。
山中先生、お忙しい中講演をしてくださり、本当にありがとうございました。