#高校

長島愛生園を訪問して (1.2年生の感想 ④)

・今回の愛生園への研修で最も学び感じることが多かったのは語り部さんのお話であった。事前の学習で、ハンセン病に関することは文章を読んだり人かり聞いたりして知ることができていた。ハンセン病はどのような病気なのか。それによって何が起きていたのか…

長島愛生園を訪問して (1.2年生の感想 ③)

・もともとハンセン病という名前は聞いたことがあったのですが、詳しくは知りませんでした。先日、長島愛生園の学芸員の方が講演をしてくださった後から、頂いた資料を読んだり、インターネットで調べたりと、さらにハンセン病について学びたいと思っていま…

長島愛生園を訪問して (1.2年生の感想 ②)

・私はこの研修を通して初めてハンセン病を知りました。実際に行ってみるまでは正直に言うと、少し怖いところなのかなと思っていました。けれど、長島愛生園は小さな村のようなところで、私の想像とは全く違っていました。一番印象に残っているのはやはり語…

長島愛生園を訪問して (1.2年生の感想 ①)

・ この研修を受ける前までは「ハンセン病」と聞いても、なんかの伝染病だったんだなーという程度にしか思ってませんでした。ですが、事前講義を聞いてハンセン病患者がどのような扱いを受けてきたのか、当時の「人権」の考え方がどんなものであったかなどを…

春休みの課題  ハンセン病を生きて ―きみたちに伝えたいこと ― 伊波敏男 著 (岩波ジュニア新書) を読んで  (5)

この本を読んで、僕は日本でハンセン病の患者を不必要に隔離し続けていたということやハンセン病の患者ではない人々からの差別があるという事実を初めて知り驚きました。この本を読む前もハンセン病という病気が日本にあったということはテレビのニュースや…

春休みの課題  ハンセン病を生きて ―きみたちに伝えたいこと ― 伊波敏男 著 (岩波ジュニア新書) を読んで  (4)

この本を読む前の私といえば「ハンセン病」と聞いて思い浮かぶのは、まず桜井哲夫さん、次に……あれ、なにもわからないかもしれない、などといった具合でした。第1章のほとんどは、また私が生まれる前か、幼い頃に起こった出来事の話でしたから、当然記憶に…

春休みの課題  ハンセン病を生きて ―きみたちに伝えたいこと ― 伊波敏男 著 (岩波ジュニア新書) を読んで (3)

私はこの課題が出るまでハンセン病のことをほとんど全く知りませんでした。聞いたことはあったかもしれませんが、こんなに深い歴史がつまっている病気だと認識していなかったと思います。 この本では間違った認識を信じている大人たちのハンセン病に対しての…

春休みの課題  ハンセン病を生きて ―きみたちに伝えたいこと ― 伊波敏男 著 (岩波ジュニア新書) を読んで  (2)

ハンセン病。耳にしたことはあるけどどんな病気が全然知らなかったし最近ではニュースで取り上げられることもないからそんなに重い病気ではないのだと思っていました。しかし今回この本を読んでハンセン病とはとても重い病気で身体への負担も大きく苦しいも…

春休みの課題  ハンセン病を生きて ―きみたちに伝えたいこと ― 伊波敏男 著 (岩波ジュニア新書) を読んで  (1)

ハンセン病という病気について、そして日本の過去の過ちについて私はこの本を読むまで知らないことがとても多かった。一度聞いたことがある病気だが、結核などの病気と同じ類のものだと思った。ナチスの強制収容所と同じじゃないかと感じ、このような事実を…

第5回 出生前診断 ~講義編~

遅くなりましたが、生命論第5回の活動報告です。 今回は外部からいらした先生に出生前診断についての授業をしていただきました。 1)先生の身の回りで起こっていること 先生の教え子の同窓会で、子供を産むなら、年齢などもふまえていつまでだろう、という話…

第十回

2014年7月18日(金) 今日は講師の川合先生にお越しいただき以前から飼育していたラットの解剖をしました。 5月30日からメス4匹オス4匹を1匹ずつ別のケージで飼育し始めて、6月26日にオスメスを1匹ずつ1つのケージに移して飼育して来ました。 オ…

第八回

6月19日木曜日5・6時間目 今日は、淀川キリスト教病院がん診療センター緩和ケアチーム緩和ケア認定看護師の杉田智子先生に、 いのちの限りと向き合う―ホスピスでの実践より― というテーマで講義していただきました。 ○日本人の2人に1人はがんになると…

第六回

更新が遅くなってしまい大変申し訳ありません。 2014年6月5日 5,6限 今回は、大阪市立大学 文学研究科・文学部 哲学教室の 土屋 貴志先生 に 『医薬品の安全性について ~医療はなぜ「ウソ」が通用するのか~』 というテーマで講義をして頂きました。 講義内…

第7回

6月12日(木)5.6限 更新が遅くなってすいません。 今回は吉川先生に『高校「倫理」における生命』について講義していただきました。 講義内容 1.生命を論ずる視点 ・「できること」の広がりと「してはいけないこと」の線引き ・最先端科学の進展と社会的合意…

第五回

5月29日(木) 5,6限 今回の授業は、藤田先生に『不妊治療の実際』というテーマで講義していただきました。 事前学習として、共同通信社社会部の「わが子よ」を読み、特別養子縁組、不妊治療、卵子提供などについての知識を得てから、講義に臨みました。 講…

3C36

5月15日(木) 5,6眼 更新が遅れてしまいすみません。 今回は、森中先生の講義を聞きました。 講義内容 ・遺伝子病と遺伝病 ・優生思想 ・進化説 遺伝病である鎌状赤血球や赤緑色覚異常などがおこる原因を復習し、優生思想との関係を学びました。 現在の…

第三回

5月1日(木) 5、6限 今回の授業では、京都女子大学現代社会学部教授、大阪大学医学系研究科招聘教授の霜田求先生に 『脳と心』というテーマで講義して頂きました。 講義内容 ○霜田先生の講義 1.恋する脳 人を好きになる時→女性ではオキシトシン、男性…

第1回3B25

4月15日、一回目の生命論の授業がありました。 今日はこの授業の一年間の流れを聞き、 自己紹介ということでそれぞれ生命論を選択した動機を話しました。 命について普段の生活の中で改まって話すことはなかなかないので、 周りの人の意見を聞けるのはと…

初めての生命論 3年C組32番

4月15日、初めての生命論の授業があり、この授業に参加している5人の生命論を取った動機や理由についての発表をしました。 みんな、生命や生命に関する色々な事に興味を持っていて、今後の授業で行われる議論が楽しみになりました。 私もこの生命論の授業で…

遺伝子と生命 3D32

8月29日分です。投稿が遅くなってすみません・・・ この日は京都女子大学現代社会学部の霜田求先生に「遺伝子と生命」についてご講義いただきました! 0.遺伝と遺伝子の違いについて 遺伝:生物の形成[形・色・大きさ、機能・能力、行動性向等]が遺伝子に…

9/8 個人のテーマ考え。 3A 34

今日はグループ分けにむけてとりあえず自分のやりたいテーマを考えました。 意外といろんなやつやりたくなって、でもどう掘り下げるべきか悩んで1つにしぼるのは大変な作業でした。 過去の資料読むほど、よくできてるから意見流されそうで難しかったです。 …

永井先生(助産師) 7月14日

更新遅くなってしまい申し訳ないです。 今回は附高の卒業生で助産師さんの永井先生に来ていただきました! まず前半は助産師さんのお仕事についてと、永井先生の出産についてのお話を伺いました。 まず、助産師さんの仕事について ☆思春期の性教育、避妊方法…

ラットの解剖(川合先生) 7月12日 3D09

今回は、大阪夕陽丘学園で医学博士、獣医などもされている川合清洋先生のご指導を受けラットの解剖をしました。 最初の1時間でラットについてや解剖の方法を講義して頂いた後に実際の手順を見せてもらい、その後自分たちでラットを解剖しました。 -解剖の目…

6月25日 山中先生のおはなし 3C40

おそくなりました! 山中先生がうちの学校までいらっしゃって公演をしてくださいました。 iPS細胞について まず最初に、山中先生の今までのお話でした。 山中先生は外国(アメリカ?)で研究されていましたが、お子さんが附小合格のしたので母子が帰国。山中…

6月23日 藤田先生

コメントを待っていたみなさん、投稿遅くなり申し訳ないです。 今回は附高の卒業生でもあり、関西電力病院に務めておられる藤田先生に「」という題で講義をして頂きました。 前半1時間:講義 ・生殖補助医療技術を用いた妊娠について 後半1時間:グループ…

6月16日講義  3C24

投稿遅くなりすみません。 今回は安楽死、尊厳死についての講義でした。 *安楽死、尊厳死についての定義 K,エンギッシュ(ドイツの刑法学者)による安楽死の定義 ①瀕死の患者に苦痛緩和処置を行って生命短縮のない純粋な安楽死 ②苦痛緩和処置によって副次的…

6月9日 グループ討論3班

<想定> 体外受精で作成した杯を母体外に着床させ、「妊娠・出産」を代行する人工子宮が開発され、女性が自分の身体を用いないで子を産む技術が実用化にいたり、それをサービスとして提供する人工生殖ビジネスが始まる。キャリアウーマンのF氏は、恋人との…

6/9 グループ討論3班

「着床前遺伝子診断と胚選別」 <想定> 遺伝性の重い神経難病に苦しんでいるX氏とその妻は、体外受精で作製した複数の胚から、着床前遺伝子診断により発症可能性のないものを選んで妻の子宮に着床させ、健康な子を得ようと考えた。 <討論> 障害がないに…

第6回 6月9日 討論

今回の授業内容は、生命操作に関する資料を読み、その内容について班で討論するというものでした。 まずは各班「着床前遺伝子診断と胚選別」について討論し、全員で意見交換した後、班別に好きなテーマを選び討論し、出た意見を発表しました。 「着床前遺伝…

第5回 5月19日 講義と討論  3B41

今回は大阪教育大学附属高校池田校舎の堀先生より、『生殖補助医療における社会的合意形成にむけて ー科学の進展の中で考えなければならないことー』というタイトルのもとで講義をして頂きました。 「生殖補助医療」とは・・・ 人工授精・体外受精など、精子…