6月9日 グループ討論3班

<想定>
体外受精で作成した杯を母体外に着床させ、「妊娠・出産」を代行する人工子宮が開発され、女性が自分の身体を用いないで子を産む技術が実用化にいたり、それをサービスとして提供する人工生殖ビジネスが始まる。キャリアウーマンのF氏は、恋人との間で体外受精卵を作成し、このサービスを利用して子を得ようと計画を立てた

<討論>
まず人工子宮のメリットとデメリットを考えました。

【メリット】
不妊症の人や子宮癌などで子宮を失った人でも代理母なしで自分たちの子どもを産むことができる。
②女性の妊娠の時にともなうリスクがなく、子供を産むことができる。
③女性が働きながらでも子供を産むことができる。

【デメリット】
①母としての自覚ができない。
②人工子宮で子供を得ることは産むというよりも作ったというような感じがする。
③母性の欠如にともない虐待が増える。

それぞれのメリット、デメリットについてより深く考えました。
*メリット①について
代理母の問題が解決できていいと思う。人間の体から生まれてこないことはやっぱり考えられないし変な感じかする。
*メリット②について
女性の身体が弱い場合や一人目で難産を経験したが二人目の子供が欲しいと言う時には女性の身の危険を冒してまで出産するということをしなくても子供を産むことができる。
*メリット③について
女性は子供を産む時は産休をとって休めばいいと始めは考えていましたが、いろいろな家庭事情によって女性が働かなくてはならないこともあるのではと考えました。例えば男性が怪我や病気で働けない場合、主に男性が家事をして女性が働く家庭など時代にともなっていろいろな家庭事情があります。
一概に女性は子供を得る為には子供を産むことだけを考えればいいと言うわけにはいかないのだと思いました。
また女性だからと言って出産や妊娠によって仕事に支障をきたしたくない人もいると思いました。
出産や妊娠によって大事な仕事を任せられないということもあると思います。
まだまだ女性に対する差別意識が残っている社会にも問題があると感じました。

デメリットはそこまで話し合いませんでした。

病気の人や身体の弱い人などにとっては人工子宮はよいですが人工子宮が健康な人にまで広がってしまうと人工子宮が普通のようになり母親の体から生まれる子供が少なくなってしまいそうで恐ろしいです。
私たちの班の人はもし人工子宮ができても健康で複雑な家庭の事情がなければ使わないだろうという意見でした。積極的に広めていく技術ではないと思いました。