長島愛生園 見学感想 2年生( I)

 愛生園の歴史館を訪れて感じたことは、身体の内部の病気になった人というのは闘病生活で想うことは同じなのだということ。
 私も病気で絶対安静を命じられたことがある。それまで私は外に出て遊ぶことが大好きだったので非常につらかった。確かにハンセン病の患者さんたちにとって当時の愛生園などの療養所は一度入ったら出てこれない地獄のようなところだっただろう。その期間に差はあるにしてもやはり想うことは同じなのだ。
苦しい、しんどい、そのような想いがあふれでているものがたくさんあった。ジオラマの中には自殺場所と書かれた場所もあった。
病気に対する苦しみなどさまざまな想いに耐えきれなくなったのであろう。
しかしそういう人たちは病気、ハンセン病に負けた訳ではない。園の中でいつ出れるかどうかもわからない中、さまざまな楽しみを見つけ強く生きてきた人たち、だけでなく自殺をしてしまった人たちも敬意を払われるべきだと私
思う。