長島愛生園 見学感想 2年生(CT)

 僕が愛生園で最も印象に残っているものは、史跡巡りではじめに見た、収容桟橋です。ここは入所者がまず初めに上陸するものなのですが、今では風化し、崩れていました。僕はこれを見て、少し寂しい気持ちになりました。他にも開所当時からある施設を幾つか見ましたが、 やはり少し風化し、傷んでいるところが多く見られました。
 僕は偶然にもハンセン病について知ることが出来、また、浸食されてなくなってしまう前に見ることが出来て良かったと思いました。また同時に、ハンセン病の過去は深刻な問題で、風化させるべきではないと感じたので、以前までの僕のようなハンセン病について知らない若い世代に、問題を風化させないように伝えていきたいと思いました。
 今回、ハンセン病について学ぶ場を設けていただいて、ありがとうございました。この場で学んだことを忘れず、これからに生かしていきたいと思います。