長島愛生園研修 2年生(CN)

 長島愛生園に行くのは去年との2回目で、ハンセン病について学ぶのは2回目でした。行くときや講座を受けているときは前回と同じだから行っても変わらないんじゃないかと思いました。
 しかし、歴史資料館に行ってみるとハンセン病に一度かかった人は本当に壮絶な目にあったのかなど、考えさせられることが多かったです。ハンセン病は昔感染させられると思い隔離されるというのは、今の考えとしてはとても差別的なものであり、2度と同じようなことを繰り返してはならないと思いました。
 今、隔離されていた人は生きていますがあと20年後、30年後になったらこのことを実体験している人がいなくなるのかもしれません。そう思うと、今私たちができるのはこの隔離されていた差別のあることを、いろんな人に伝え、人の命とはなにか、人権について、もっと考えていかないといけないと思いました。