マウス解剖実習感想3C08きむにぃ

遅れてすいません。

僕は、料理をするために魚を捌いて内臓を取り出す、ということは何度かやった事があるので初めから解剖するという行動自体には抵抗はありませんでした。まぁもちろん食べるために殺して捌くのであって、今回のように解剖するために殺すなんて事は初めての事でしたが。

1ヶ月間マウスを飼っていた訳でしたが、実際に見る前はイメージとして昔お婆さんの家の屋根裏で見たかなり不細工な感じのネズミを想像していたので、何かやだなーと思っていたのですが、めっちゃ可愛くて解剖するときは良心が咎めそうやなと思いながらエサをやってました。

実習の日、マウスを麻酔の入ったビンに入れ、取り出し腹を開いて内臓を出していく。その作業は手前に思っていたような良心の咎めもなく寧ろ嬉々としてやっていった記憶があります。
感謝の気持ちは忘れず、しかし十何個の命を実感は欠片程にしかなく、ただやるからには徹底してやってやろうという意志で解剖をしていました。邪魔だと思ったらどんどん切っていったので、終了後内臓は全て体内に戻すよう言われた時に全て戻しきれず、困ってしまった記憶があります。
結局感じたのは命の大切さというより命を運営するそのしくみはすごいということ、それに目的をきちんと感じとれなかった自分は医者やそういった仕事には向いていないなと思った事でした。