活動報告 緩和ケア・ホスピス班 (令和2年10月15日)

 今回は、日本はこれから最新医療にもっと力を入れていくべきか、緩和ケアを広めていくべきかというテーマで議論をすることにした。

 

〇最新医療に力を入れていくべきだという考え側の主張

・最新医療とはどうしても生きたい人を助けるものであり、緩和ケアだと延命治療はしないので長生きはしない

・助かる可能性があがる

・苦しみたくないから治療をしたくないという患者さんが減ると思う

・生きたいと思う患者さんの方が優先順位は高いと思う

・医療は治療がメインなので医療を延ばしていくべきではないか

・治療方法が増える→選択肢が増える 治ることを諦める人が減るのでは?

 

〇緩和ケアを広めていくべきだという考え側の主張

・最新医療>緩和ケアになると延命治療に力を入れるようになるのではないか

 →緩和ケアがおろそかになってしまうのでは?おろそかになってしまうと、最新医療で治る患者さんは増えるが、治せなかった患者さんがより悲しむようになると思う すると心のケアはより必要になってくるはず

・延命治療をすると決めるのは患者さんであってその気持ちや心、精神をサポートするのが緩和ケアなので、今緩和ケアについて正しくしっかり広まっていない現状では緩和ケアを広めていく方が先だと思う

・がんなどの病気になったとき

 生前準備をする←患者さん自身も見ている家族も苦しい

 その苦しさを和らげてあげたり、冷静な判断をするサポートをするのが緩和ケア

 いくら色んな治療が出来るようになっても、人間はいつかは死が訪れるためそのサポートをする存在は広まっておくべき

 

〇緩和ケア側→最新医療側 意見

・病におかされている状態とは痛かったりしんどかったり、日常生活ができない状態だと思うが、最新医療は”病気”を取り除けばそれでおしまいであり、病気は治っても心のケアは必要だと思う

・緩和ケアは患者さんと家族のケアであり、医療は病に対してのみである

・人間は誰しも寿命があり、死がある→その精神的なサポートとしても緩和ケアは必要

・医療は終わりがあって正解があると思う ある病を治せるようになったらそこでおしまいだが、緩和ケアは終わりのないケアであり患者さん一人一人に対応するもの

・”機械”に生かされる状態が出来てしまうかもしれない それは良くないことだと思う

 

〇最新医療側→緩和ケア側 意見

・病という根本を取り除ければ日常生活は送れるので、医療の質が上がればそれは緩和ケアの向上にも繋がるのでは?

・医療の質が上がれば痛くない苦しまなくて済む治療も出来るかもしれない

・医療に終わりはない より良いものにしていく どんどん発展していくもの

 

〇まとめ

 最新医療側・・・緩和ケアに頼らずとも肉体的にも精神的にもサポート出来る

 緩和ケア側・・・人間にとって最新医療というものが本当に良い選択なのか

         患者さんだけでなく家族もサポートするべき

 

〇反省点

 4人の最新医療に対する認識が少しずつ違っていたので、そこを統一しておく必要があった

 

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