テーマ別グループ研究 (尊厳死斑 3C07)

僕らの班は国際的に見た尊厳死というテーマです。以前シンポジウムでお話いただいた霜田先生がおっしゃられていたことですが、尊厳死に対する受容は欧米諸国のほうが積極的であり、日本はそれほど積極的ではないということでした。それは第三者が決める死というのが極論を言ってしまえば殺人罪になるのではないかといったようなとてもきわどい問題でせめぎあっているということでした。そこでその背景をベースとして、日本の終末期患者とその家族達の現実。つまりその人たちが尊厳死というものにどういう認識があるのか、またその人達がなぜそう考えるのかといったことを倫理的な切り口から考察し、現在において多くの人が考える死ぬ権利、つまり尊厳死についての自分達なりの結論をまとめられたらよいなと思います。具体的にはこれからそれぞれ自分達で分担して資料集めをし、霜田先生が次回来ていただけるときまでにある程度質問などできればよいなと考えています。もしできればですが、後々は裁判を実際に見たり、尊厳死協会の方々とも意見を交わせたらいいなと考えています。