堀先生 講義Ⅱ

今回は、堀先生の2回目の講義でした。
1限目は、前回の続きからで、遺伝病の遺伝子検査の問題点などについて教えていただきました。
治るかわからない、若しくは治らないと分かっている病気に、自分がなることを知ってしまったら、私達の人生の生き方はどう変わるのか。知った方が良いのか悪いのか、考える機会となりました。
2限目は、最新の出生前診断について、討論しました。
人数は6人だったので2人ずつで別れ、それぞれ、出生前診断を受ける当事者の女性とその旦那という立場、産婦人科の医師の立場、制度などを定めていく厚生労働省の立場に立ち、異なった視点から出生前診断の問題点や、必要なことを考えました。
私は医師の立場で考えていました。
どこまでのことを患者に伝えることが医者の義務なのか、という点は非常に悩みました。
厚生労働省の立場の生徒が言っていた、今社会に生きている障がい者が住み良い社会を作ることにお金を使うべきだという考えにとても共感し、印象に残っています。
母の血液だけで出生前診断が出来るようになっている今、多くの考えるべきことがあるのだと感じました。
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