ラットの解剖 感想

初めは少し不安で、解剖に恐怖があったが、先生の説明を聞いて少しできる気がしていた。2ヶ月間育てたラットだったが、思いの他かわいそうという気持ちは少なく、人間とは怖いものだなと自分自身に思った。肝臓を先に摘出したかったができなかったので、腸を先に全部取り出したときに血管を切ってしまい、血まみれになったのであまり見えなかったのが残念だった。しかし、全部の臓器をきれいに摘出できたので楽しかった。頭蓋骨を割るのが難しかったが、それ以外は上手くできた。お腹に胎児がいるメスが少なかったことも少し残念だったが、妊娠していた一匹のお腹に沢山いたので、卵から取り出して各自で観察することができた。胎児の形がはっきりと分かり、命ができていく場面を感じることができた。初めてこんなにも間近に命を感じてみて、色々と考えさせられるものがあった。ラットに感謝してこの事を忘れないようにしたい。 3C28