死刑制度班
更新が遅れてしまい申し訳ありませんでした。
生命論死刑制度班です。
前回、班員がなぜこのテーマを選んだかを深めていく、ということになりました。
前回は「なぜ死刑に反対するのか理解できない」を応報刑論(目には目をの考え方)から深めました。
今回は別の班員の
「刑罰は平等にするためにある、そのために死刑は必要だ」
という意見から深めていきました。
この考え方を支持するかどうかは班内でも二つに分かれました。
支持派は
「罪を犯す、即ち本来持っていない権利を使用したのだからその分本来の権利を国によって奪われるべきだ。そして現に人が殺されているのに殺した側の生きる権利が認められているのは納得できない」
という意見でした(注:当班では明快にするため死刑になるのは殺人罪という前提があります。)
一方、反対派は
「殺人を犯していようとその人を国が殺すのは不平等」
と主張しました。
ここで支持派と反対派では「平等」の解釈が分かれているという指摘がありました。
つまり支持派は被害者と加害者が平等になるように、反対派は加害者と第三者が平等になるべきだと考えていたということです。
中間発表が終わってからですが、各班員の底がわかってきたのでもっともっと深めていきたいと思います。
ⅢA07