第2回「進化」~遺伝・進化をどう考えるか ~

2016年4月21日

今日は、森中先生による「進化」に関する内容でした。
5時間目は、ES細胞出生前診断などを例にして、命を選別するということについて考えました。
6時間目は、ダーウィンとラマルクの二人による進化の説をもとに、優生思想などを勉強しました。

今日の授業の中で、特に最初の生まれる前の子供を遺伝子で選別してよいかということについて印象に残っています。
同じようなことは高2の保健の授業で考えましたが、その時と考えが変わっている部分がいくつかありました。
例えば、生まれる前の遺伝子診断で異常が見つかった場合、去年の保健の授業中では異常が見つかっても産むべきだと答えていました。
しかし、今考えると異常が見つかったら産まないという選択をしてもよいのではないかと思うようになりました。
それはその診断を受けてどのような判断をするのかは個人の自由だと思うようになったからです。
これと同じように、先週の5つのアンケートの結果ががこの生命論の授業を通して様々なことを考え、授業後自分の考えがどのように変わっているのか楽しみです。
1年間よろしくお願いします。

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