9/14 LGBTについて

9/14は、京都大学大学院法学研究科准教授の木村さんに、LGBTの問題について、講義していただきました。
トランスセクシュアルという言葉は初めて聞きました。細かく違いがあり、いっしょくたに考えてはいけないなと思いました。
日本でも、自覚している人だけで6%近くいて、25人に1人以上はいるという数字に驚きました。
いくつかの市で、パートナーシップ制度が導入されたのは聞いたことがあったけれど、法律的に見ると、そんなに意味のあるものでもなく、市内に限り応援しますよという制度だということは初めて知りました。
また、性転換手術をした夫婦が、精子提供により子を持ち、その子供が夫婦の子供だと認められなかったという話がありましたが、自分がその親の立場ならすごく悔しいと思うし、認められる制度になれば良いなと感じました。でも、その子供が将来、真実を知った時の心のショックのことを考えると…という問題があり、なかなか制度改革が進まない現状があることを知りました。その懸念は、どのようにして解決することがあるんだろうと、堂々巡りになる気がしてなりませんでした。
現在のアメリカやヨーロッパと日本の比較を聞いていると、やはりまだまだLGBTの方々が住み良い国には程遠いと感じました。
今後、学校や会社など、社会はどのように変化していくべきなのか、簡単に答えは出ないけれど、考える良い機会になりました。
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