活動報告 緩和ケア・ホスピス班(令和2年9月10日)

今回のブログから、三つの班に分かれてブログを書いていくことになります。 わたしたちは、『緩和ケア・ホスピス』をテーマに調査・議論をしていくことにしました。 9月3日の決定から、まずは各自緩和ケアについて調べ、それを9月10日発表し、班の方針を決定…

活動報告(令和2年9月3日)

今回は、次回からはじまるグループ議論でのテーマを決めました。 最初に各自それぞれ3つほど考えてきたテーマを共有しました。 主に人の死について、緩和ケア・ホスピスについて、動物と人間の関係について、の観点に基づくテーマが多く出ました。 【人の死…

活動報告(令和2年度8月27日) がん専門看護師 高見さんの講義

今回は、市立岸和田市民病院で、がん専門看護師として働いていらっしゃる高見陽子さんに講義をしていただきました。 まず、「専門看護師」とは何かご存じですか?あまり聞きなじみのない言葉だと思います。私も今回初めて知りました。 専門看護師とは、特定…

ラットの解剖 C36

ラットを育てることになった時に解剖することはすでに聞いていたので特に愛着も湧かなかったし、毎日の世話もラットが死んだり逃げたりしたら単位が無くなるので死ぬなよ〜とか、逃げるなよ〜と思いながら作業みたいに世話をしていた、事実、放課後のラット…

ラットの解剖 感想 D34

「無事に終わって良かった」というのが率直な解剖直後の感想である。 自分のラットに対して名付けも行っていたし最初はペットと同様に育てようとしていた部分もあったかもしれない。しかし数日後からそんな感情は完全になくなった。紙に潜り込もうとしたり、…

ラットの解剖 感想 B42

一か月前、小さくてかわいいラットに出会った。幼稚園で妹がモルモットを飼っていたのを少し思い出しながら、すぐに真っ白な体と赤い目に惹きつけられた。 この一か月間、毎日少しずつ大きくなるラットを見て、一つ一つの挙動に可愛いーと心の中の声が駄々洩…

ラットの解剖 感想 C41

私は、生命論を選択したときから正直、ラットの解剖はやりたくないと思っていた。私は、動物が好きなので、自分の手で命を奪うことはしたくないし、耐えられないと思っていたからだ。だから、初めてラットと対面した時もあまりの可愛さに「解剖なんてしたく…

ラットの解剖 感想 C30

四限目終了後すぐに集合をかけられ「この箱持って行って」と渡された段ボール箱の中でモゾモゾと動く感触を覚えている。僕はそれまで、尻尾だけが禿げているように見えるのが特徴の、まさしくネズミな小動物を間近で見たことが無かった。ゲージに紙屑を敷き…

ラットの解剖 感想 C28

僕はまずこの生命論を選択するに至った大きな要因がラットの解剖が出来るということだった。昔からすごく興味のあった分野だったために、本物のラットを見るまでは期待がかなり大きく、ただ単にこの機会が将来のためになるのではと考えていた。しかしいざ自…

ラットの解剖 感想 B26

私は最初、これから一ヶ月ほどお世話するというラットに出会ったとき、正直可愛すぎてその一ヶ月後に起きることなど全く想像が出来なかった。毎日のお世話はとても楽しかった。たまに赤い目で鼻をヒクヒク動かしながら私を見つめてくるのが本当に可愛かった…

ラットの解剖 感想 C34

ラットと私が初めて対面したのは6月22日のことだった。ラットはオスとメスの2種類の段ボールに入った状態で届いた。その場でメスかオスどちらを育てるか選択する必要があった。私は何となくメスを選んだ。この選択は私の中ではとても良き選択だったと思う。…

ラットの解剖 感想 A35

わたしは、自分のラットに加えて、川合さんが解剖してくださる分のラットの、二匹を世話していた。二匹ともメスで、周囲の人には止められたが、「めろちゃん」「ユキちゃん」と名付けた(名前の由来についてはノーコメント)。めろちゃんとユキちゃんがこの学…

活動報告(令和2年度8月1日)  ラットの解剖&講義

今日は、生物医科学研究所より川合先生にお越しいただき、ラットの解剖のための講義をして頂いた後、今まで約1ヶ月に渡り自分達で世話してきたラットの解剖をした。 講義では、スライドでラットの解剖の仕方を教わった。ラットにも様々な種類がいることや、…

活動報告(令和2年度7月31日) 生命操作 霜田先生

今回の講義では仏教の生命感や遺伝子操作による 人への影響について理解を深めた。生命を使う研究において色々な生命感を考えることはとても重要であると教わった。仏教ではすべての命が支え合いながら生きていて個々の繋がりを感じ事が重要であり、今私達が…

活動報告(令和2年度7月9日) 土屋先生の講義

今回は大阪市立大学大学院文学研究科・文学部哲学教室の准教授土屋貴志先生に感染症について講義していただきました。まず感染症とは何なのか。これは現在の感染症とともにある生活の中で私たちが最も考えなければいけないことだろう。"with Corona"とはCOVI…

活動報告(令和2年度7月2日)堀先生の講義(2)

前回に引き続き、たった今のコロナ流行下における医療現場が抱える問題について、堀先生のお話とともに理解を深めた。 医療現場ではトリアージが大きな課題であり、例えば、交通事故による大量の負傷者をどの病院にどういう優先度で搬送するかなどだが、今日…

活動報告(令和2年度6月18日) 堀先生の講義(1)

コロナウイルスの感染拡大により世界各地で不安や緊張が広がる中、それに伴う問題が数多く発生している。そこで今回は堀先生のお話の元、コロナウイルス感染症について基本情報を知り、そして様々な問題に対する是非や意見を交わし、話し合いを行った。多く…

活動報告(令和2年度6月11日)

6月11日の生命論では、まず「進化」と「共生」と言う言葉についての話から始まった。自分たちの使う「進化」は、+面を伸ばしていくイメージが強く、例えばテレビの「進化」はより画質が良くなったり、ゲームのポケモンならより強い技が使えるようになったり…

活動報告(令和2年度6月11日)

6月11日の生命論では、まず「進化」と「共生」と言う言葉についての話から始まった。自分たちの使う「進化」は、+面を伸ばしていくイメージが強く、例えばテレビの「進化」はより画質が良くなったり、ゲームのポケモンならより強い技が使えるようになったり…

活動報告(令和2年度6月3日) -遺伝学の基礎-

6月3日 活動報告 今日の生命論の授業では、遺伝学の基礎の講義を聞いた。 私たちの体には23対の相同染色体がある。 染色体のなかでもどの位置にどんな遺伝子があるかは染色体ごとに決まっており、同じで位置にある遺伝子の対を遺伝子座という。中でも遺伝子…

活動報告(令和2年度5月28日)

今回も前回と同じ『生命操作』についての資料を用いて議論を行った。 前回の活動では、一つ目のテーマについて全体で考えた後、グループに分かれて二つ目のテーマを考えたのだが、今回は最初から2つのグループに分かれて議論をすることになった。 議論するテ…

活動報告(令和2年度5月21日)

前日にClassroomで配布された議論資料(https://drive.google.com/file/d/1Mgz34iekxDfG9ef5LnusaR142FvsDmXF/view)を印刷し、Zoomミーティングに参加。最近慣れてきた画面越しの授業でも、顔を出すのは珍しいし発言することもほとんど無いため、PCに向かっ…

活動報告(令和2年度5月14日)

令和2年度初回の生命論は午後から始まった。選択授業のため受講を志願する生徒が集まり、『いのち』や『生物・環境』について、おしゃべりではなく議論を行う。そのような場にわたしはあまり出会わなかったため、とても緊張していた。新型コロナによる休校…

カテゴリー

ラットの解剖 3B15

5月27日に初めてラットに対面した。名前をつけるかつけないか、つけたら後がしんどいよな、いや名前をつけて愛情込めて育ててあげたい、と悩んだ。結局名前はつけなかった。それでも愛情を持って育た。のんびり屋の私が、お弁当もそこそこにお昼に生物実験室…

ラットの解剖 3B14

小さかったラットを約一か月半飼育し、私は昨日解剖した。先生はその日のうちに感想を書きなさいとおっしゃていたが、私はなかなか心の整理がつかなくて今日になってしまった。 先生の解剖中、私は以前行った鶏の屠殺・解体と、鹿の解体を思い出していた。ど…

ラットの解剖 3A32

結局私は、瓶の中のラットを前に大泣きしてしまった。ずっと心の準備をしてきたつもりだったのに、やっぱり死ぬのは辛かった。ジエチルエーテルの鼻を突く匂いや、飼育室のアンモニア臭、解剖している時のあの独特の香りが、今もふと蘇ってくる。その度に悲…

ラットの解剖 3B01

私がラットを解剖する前、生命論を選択していない生徒に「なぜ解剖するのか」と問われたことがあった。そのとき私は明確に答えられず「ラットの身体の構造を知るためとか、生命の重みを知るためとかかな」と曖昧で陳腐な答えを言った。答えられない自分が恥…

ラットの解剖 3D26

私は今でも、1人1匹ラットを自分の手で育てて、自分の手で解剖することの意味はわかりません。もちろん、死んでしまってからも動いている心臓、小さいのにちゃんと形を為している臓器たち、ちゃんとラットのかたちをした赤ちゃん、感動といっていいのかはわ…

ラットの解剖 3C34

私はラットを育て解剖することになんの意味も見いだせなかった。私は医者にも獣医にもならないし理系でもない。こんな奴に殺されるこの子はなんて可愛そうなんだろう、そんなことを思っているうちについに解剖の日がやってきた。 ラットは今日も可愛かった。…