2017-01-01から1年間の記事一覧

長島愛生園研修 2年生(BY)

療養所に入所している間に、兄も母も亡くなっていたこと。そしてその情報が、いっさい届いて来なかったこと。この話がわたしの頭から離れません。 ハンセン病の患者は事あるごとに人から偏見を持って見られてきました。そして今もまだ、差別されることがあり…

長島愛生園研修 2年生(D28)

『心の拠り所』 ハンセン病は今はなくなりつつある感染症。私も講演を聞くまで全くハンセン病について詳しく知らなかった。 講演を聞いたあと、愛生園にいってもっと詳しく知りたいと思い参加した。 実際いってみると瀬戸内海に浮かぶのどかな島だった。だが…

長島愛生園研修 2年生(BT)

僕が長島愛生園で一番印象に残ったことは、ハンセン病の患者さんがなんでも自分たちでやっていたことだ。 例えば道路の開拓やため池工事、製塩作業などである。 僕はハンセン病の印象として体が結構弱った人たちだと思っていた。 しかし、今回長島愛生園研修…

長島愛生園研修 1年 (CH)

事前の講演でハンセン病の話を聞いた時、正直私は入居者の人たちを「かわいそうなひとたち」だと思っていた。表面的な話だけを聞けば、おそらく多くの人はハンセン病患者をかわいそうだと思うだろう。 家族と縁を切り、差別され、重い症状に悩まされ、いわゆ…

長島愛生園 見学感想 2年生( I)

愛生園の歴史館を訪れて感じたことは、身体の内部の病気になった人というのは闘病生活で想うことは同じなのだということ。 私も病気で絶対安静を命じられたことがある。それまで私は外に出て遊ぶことが大好きだったので非常につらかった。確かにハンセン病の…

長島愛生園 見学感想 2年生(BT)

私は、事前研修も受けておらず、ハンセン病に関しての知識はほとんどありませんでした。インターネットで少し調べていましたが、可哀想だとかそのような感情を持つくらいでした。 歴史館に着き、まずはじめに大きく展示されていたのは、患者自身が工夫して作…

長島愛生園 見学感想 3年生(C28)

長島愛生園へ見学に行かせて頂いて、たくさん新しい知識を得ることができた。愛生園には邑久高校新良田教室があったので、高校での教育の話も聞くことができた。僕は新良田教室に主に着目してきたが、高校ではなく小学校もあったことに驚いた。子どもの患者…

長島愛生園 見学感想 1年生(A7)

一面に広がる瀬戸内海。周りには美しい自然。そんな島でたくさんの人の人生を台無しにするような惨劇が行われていたなど想像することさえできないだろう。知らない限りは。 私は、この研修に参加するまで、ハンセン病という病気のことさえ、知らなかった。な…

愛生園見学

岡山県の愛生園に見学に行った。最初は歴史館を見学させてもらった。愛生園についてのより詳しい展示物が多くてとても参考になった。僕は教育について主に調べたかったのだが、新良田教室のコーナーがあったので多くの新しい知識を得られた。その後は施設内…

長島愛生園 見学感想  3年生(D1)

僕たちは長島愛生園の見学で、歴史館の見学、実際の施設の見学、そして元患者さんである語り部の方の話を聞いた。 歴史館の見学では、愛生園の概要や歴史などについて学ぶことができた。その中で特に印象に残っていることが2つある。1つ目は、長島愛生園が…

国立ハンセン病資料館レポート  A28

ハンセン病資料館の見学を通して まず、僕は療養所の中での生活に着目して資料館を見学して来ました。箇条書きですが、いくつかあげたいと思います。・山吹舎 1 号室では、部屋にて夕飯前の時間を潰す人々の模型があった、様々な方法(囲碁将棋)で暇を潰し…

国立ハンセン病資料館レポート B1

・桜の木や色んな花ががどこの療養所でも多く育てられていること。それが、この敷地に来てほしい、この場所をずっと残してほしいっていう元患者さん達の気持ちによるものだということ。 ・日本が特に差別の強い国だったということ。(他国でもあったと聞いて…

国立ハンセン病資料館研修 D37

・日本に建てられた療養所はほとんど外国人によるもの。日本ではずっと遺伝だと思われ癩病言われていた病気が実は感染症だということを明らかにしたのも外国人。しかし戦争により外国人の迫害が起こり、そうした運動も無くなってしまった。日本は移らないと…

ハンセン病資料館見学 B12

ハンセン病資料館で学んだこと ○ハンセン病について ・「らい菌」によって引き起こされる感染症。主な症状としては手足の末梢神経の麻痺で、汗が出なくなる、熱や痛みを感じなくなるなど。さらに進行すると失明や失聴なども起こる。また、皮膚に斑紋や結節が…

国立ハンセン病資料館レポート D-M

 患者の当時の様子 資料館に行くまで、私はある程度ハンセン病について知っているつもりだったが、実際に資料館へ行き、学芸員さんの話を聞くと今まで知っているだけだった事柄の原因と結果の関係がよく分かり深く理解することができた。具体的に書くと、今…

ハンセン病資料館見学レポート  D8

まず、この見学を通して1番考えさせられ、心に残ったことを箇条書きにする。 ・日本政府の政策 医学が進歩していない中、正しいとされていた隔離政策をとるのは仕方がなかったかもしれない。しかし、隔離した“療養所”は名ばかりで何も治療しないし、それどこ…

国立ハンセン病資料館レポート  A30

国立ハンセン病資料館で学んだこと ・ハンセン病の歴史 まさか1400年前から日本に存在していたとは思わなかった。それと同時に、そんなに前から、差別があったという事実を知った。病気に対する偏見意識が存在する問題は、想像以上に根深いものだった。 ・私…

高見先生講義

1時間目では、がんの統計やそれに対する日本の政策についてや、自分らしく生きるということについてお話しいただきました。日本ではがんにかかる人が多いとは知っていましたが、統計を見るとやはり自分に関係ないことではないんだと改めて思いました。そして…

国立ハンセン病資料館レポート  Ⅽ26

○国立ハンセン病資料館にいって新たにわかったこと ・ハンセン病を患った人たちへの差別はかなり昔からあったこと。 一番古いもので「日本書紀」に朝鮮から来た人達の中に乗っていたハンセン病の患者を途中でおろそうとしたエピソードが記されていた。また絵…

国立ハンセン病資料館研修  C28

2017年6月18日、東京都内の国立ハンセン病資料館を見学させて頂いた。講師の先生方や本から僕はハンセン病について様々な知識を得て、ハンセン病については詳しくなったと錯覚していた。そのせいか、正直な所、資料館に行く前は大きな成果を期待していなかた…

国立ハンセン病資料館見学 感想 D1

・「今も療養所で生活している人たちは全国で1500人ほどいて、その人たちの平均年齢は85歳ほどである。」ということを知ったが、今もそれだけの人が生活しているのかと驚くと同時に、もう10年もすればほとんどの元患者の人がなくなってしまうのだろうと考え…

堀先生 講義Ⅱ

今回は、堀先生の2回目の講義でした。 1限目は、前回の続きからで、遺伝病の遺伝子検査の問題点などについて教えていただきました。 治るかわからない、若しくは治らないと分かっている病気に、自分がなることを知ってしまったら、私達の人生の生き方はどう…

東京、ハンセン病資料館

ハンセン病の資料館に、生命論のメンバーと、他数人で行ってきました。 まずは、向こうについてから 軽く資料館を見学していて、それからビデオを見ました。 ほとんど知っていることだったけど、 お母さんの気持ちとかを改めて認識しました。 その後は学芸…

6月15日 土屋先生講義

今回の授業では、大阪市立大学の土屋先生が「感染病について」というテーマで講義してくださいました。 最初の一時間目は感染症や倫理学などについて、一から教えて頂き、私は特に先生のおっしゃっていた「感染症=発病者ではない」という言葉が印象に残って…

6月8日 藤田先生講義

今回の講義では、藤田先生が、「不妊治療」というテーマで講義してくださいました。 最初の一時間は、妊娠のこと、妊娠出来ない原因、不妊治療についてなどを詳しく教えて頂きました。不妊治療にも段階があって、その方法や成功する確率の平均まで様々な事を…

6月1日 堀先生講義1

今日は、立命館高校の堀先生が、「”生命”に関わる問題をどう考えるか」というテーマで講義してくださいました。 最初の一時間は、問題を考えるときどのような視点が必要かということを、臓器移植の問題を通して考えていきました。最初、僕は臓器移植に対して…

5/18 生命論

2017年5月18日 今回の授業では先生方から講義を受けました。前半の遺伝子診断についての講義では、ある会社が行っている遺伝子診断を用いたサービスについて考えました。僕たちのグループでは「その遺伝子診断に信憑性はあるのか」「自分にとって重要な個人…

第2回「進化」~遺伝・進化をどう考えるか ~

2017年4月20日 今回の授業では、遺伝・進化についての内容を扱いました。 5時間目には、初めに配られた資料のなかで、両親に遺伝病がある場合の着床前診断について全員で話し合いました。 6時間目には、2つの班に分かれてそれぞれでテーマを決めて話し合い…

4月13日 ガイダンス

60期はじめての生命論の授業でした ○授業内容 ・授業方針などの説明 ・シラバスの確認 ・60期、生命論選択者7名と先生2名の自己紹介(生命論選択動機など) ・ブログ更新の練習 初めての授業おつかれさまでした!7人という少ない人数ですが、選択動機は様々で…

ハンセン病を生きて―きみたちに伝えたいこと―を読んで (7)

この本を読んで思ったこと、まずは隔離する必要がないのにも関わらず隔離したことはとても許されることではないと思った。さらに、菅直人氏が謝罪した内容の中の 法律の見直しが遅れたことには触れるが法律の目的そのものが間違っていたとは認めていないこと…