#練習用
まず、先生から討論の内容に関わる補足授業を1時間程度受けた後、前回の続きの討論を行いました。 想定1:デザイナーベビー 特定の遺伝子型と、身体の機能・形態及び知的能力等の関係が特定され、一定の意図を実現する胚への操作が行われるようになったという…
この日は前回の資料及びそれの補助として関連の知識の説明があった。 人工子宮について:最近日本でも使われだした無痛分娩と同じように新しい出産方法として将来取って代わる方法だと思う。代理出産とは違いトラブルの心配も少なく、母体に負担をかけずに済…
この日は主に妊娠、出産に関する特殊なケース群の資料を基にグループをつくり意見交流を行った。 着床前診断と胚選別について:着床前診断などによって親が障碍をもつ子を育てる負担を取り除くことができる反面、マイナスを取り除くという使い方からプラスを…
今回は、先週に引き続き、生命操作に関する問題について取り組みました。 はじめの一時間は、文章中に出てきた、遺伝子が関係する知識について、先生から授業形式で教えていただきました。今までの知識を久しぶりに思いだすこともできたし、友達同士で一緒に…
今回の授業では、想定された状況に対して、各々がどのように考えるのか、4人のグループを作ってその中で話し合った。 まず、着床前遺伝子診断と胚選別について話し合った。この話では、班内の全員が肯定的であった。僕も、もし親だったら、自分の子供には出…
クローンベイビーにドナーベイビー。私たちにはまるで遠い話のように思える。確かに、科学技術がまだ未発達であった昔は、ファンタジーの世界の話だった。しかし今、それが真剣に議論されるほど現実的な問題となっている。 私たちは2時間、そういった倫理的…
今回の授業では4人のグループ内でそれぞれ用意された想定について話し合った。 想定1:着床前診断と胚選別 まずこの想定下では私なら子ども自身のために病気を避けられる方法があるならそうしてやりたいと感じた。 しかし班内では他三人はこの想定には反対で…
「いのちへの人間の干渉」に関して考えました。「体外受精をおこない、いくつかの胚の中から障害を持つ可能性のない胚を選んで母体にもどす」という着床前遺伝子診断と胚選別の想定から話し合いがスタートしました。 この問題に対しての私の意見は、 「自然…
今日の授業では、「生命操作」について書かれた資料を読んで、グループに分かれて議論を行いました。生殖と出生にかかわる生命操作技術の研究開発が進み、すでに行われている生殖補助医療技術や診断・検査技術とほぼ同等の安全性と有効性が確認される事態を…
今日は、はじめてのグループ討論を行いました。生殖と出生に関わる生命技術の研究開発が進んだ事態の中で、具体的な状況を想定し、技術の利用の選択・是非を含め意見を交換しました。 想定1:着床前遺伝子診断と胚選別 着床前診断で、病気の発症リスクの高い…
これらの本を読んで私が一番強く感じたのは、世の中には知らないことが多いということだった。 間違っていた国の政策が100年近くも続けられたということを、私はまったく知らなかった。「ハンセン病を生きて」の作者、伊波敏男氏は言う。「国民の積極的支…
私は、ハンセン病という病名をこの二冊の本を通して初めて知った。母もこの病のことを知らなかった。筆者も語っているようにあまり知られていない病だったのだ。そしてその裏には、らい予防法という恐ろしい法律があった。このらい予防法により、 「ハンセン…
私はハンセン病についての感想文を書くにあたって岩波ジュニア新書の「ハンセン病を生きて」と解放出版社の「〈眼差される者〉の近代」を読んだ。まず、これらの本を読んで思ったことは、この本の本質はハンセン病ではなくそれに基づいた差別と、その差別と…
初めて、連合国側から見た広島についての本を読んだ。読破して初めて思ったことは、これが七十四年前の世界なのかということだ。指揮の体系もきちんと成り立っていて、通信網もしっかりしている。一人一人が責任を持ち、原爆を投下することを目標に、自分の…
ハンセン病問題は実に曖昧なところが多い問題であると思った。なんとなく放置されていたこと、それが後々大きな波となってかえってきた、そんな印象を受けた。 そもそもの隔離の歴史は二十世紀前半までにさかのぼる。それほど長い間ハンセン病患者は不必要な…
この本を読んで、私は自分が無関心の国民の一人であることを思い知らされた。なぜなら、ハンセン病について話を聞いたことはあったが具体的にどのようなものか忘れていたからである。名前は知っているけど…これは日本国民一般の反応だ。自分がそんな一人であ…
近年、QOLという言葉を耳にする機会が多い。QOLとは、Quality of Life 、生活の質という意味だ。医療現場において、ただ病気を治し症状をなくすだけでなく、むしろ病気を治せなくても生活の質を向上させることにも観点が置かれている。現在の医療はそのよう…
私は今までハンセン病に関しての知識を全く持っていなかった。どのような病気なのか、どのような問題が起きていたのか、それどころか日本で起きていた問題ということすら知らなかった。この本を読み終えた後、私は今までの自分の無知を本当に恥ずかしく思っ…
ハンセン病。私はこの病気を高一の時、SSHの授業で知るまで聞いたこともありませんでした。小学校でも中学校でも取り扱ったことはありません。言い方は良くないかもしれませんがそれくらい日本人にとってマイナーな病気ということなのでしょう。ハンセン病が…
私はハンセン病について二冊の本を読みました。一冊目は、「ぼくのおじさんは、ハンセン病」という本で、この本はある男の子のおじさんがハンセン病を患っていて、そのおじさんに話を聞きに行くというお話でした。私はハンセン病という名前はニュースで見た…
ハンセン病とは ハンセン病とは、らい菌(Mycobacterium leprae)に感染することにより、皮膚や神経に症状が現れる感染症のひとつです。 古くから存在している感染症の一種ですが、原因菌の感染力は非常に弱く、多くの方が自然免疫を持っているといわれてい…
ハンセン病国家賠償請求訴訟は原告が勝訴し、国は控訴を断念した。その時、ハンセン病回復者が語った、「明日から人間として堂々と歩いて行ける。ようやく人間になりました」という喜びの声がハンセン病隔離政策前後、またそれ以前のハンセン病患者に対する…
今回、私は課題図書である「ハンセン病を生きて」と、岩波現代文庫で徳永進著の「増補 隔離」を読んだ。「ハンセン病を生きて」は、もともとハンセン病患者であった著者が、自分の人生を振り返りながら、若い世代に向けてのメッセージを伝えるという内容であ…
この本を読んで、自分の中でハンセン病問題に対してどう向き合っていけばいいのかわからなくなってしまいました。ハンセン病が感染症でないと判明してからもなお差別を続けた人、感染病であると思っていたとしてもハンセン病患者だからと言って酷い仕打ちを…
私は中学一年生の時にドリアン助川さんの「あん」を読んだ。「犯罪を犯した過去のある千太郎の働くどら焼き屋で、元ハンセン病患者の徳江がバイトとしてあんを作り始める。徳江の作るあんは評判を呼び人気になるが、ハンセン病患者であったと噂が流れだし客…
伊波敏男著「ハンセン病を生きて」の中に、アイスタ―ホテル宿泊拒否事件に対して、社会が送り付けた差別文書が載っていた。よくこんな言葉を浴びせかけられるものだと、ここまでの醜態を晒せるものだと、情けなく悲しく思った。匿名であるのを良いことに、面…
ヒロシマノートは大江健三郎氏の旅の記録、「広島へ」というプロローグから始まる。それは作者が個人的にとても落ち込んでいる時期だったらしい。憂鬱な作者の旅を1週間で変えたもの、それは広島で出会った人びとの生き方と思想だった。大江氏が語る、真に…
本書を読んで、私は家族と広島の原爆ドームを訪れたときのことを思い出した。当時私は小学二年生だった。九年前のこととは思えないほど鮮明に覚えている。初めて原爆ドームを目にしたときの衝撃は強烈であった。取り囲む空気は物静かで周りは市街地なのだが…
初めに、私は原爆に関する内容の感想文を書く上で岩波新書の「ヒロシマ・ノート」と新日本新書の「原爆被害者問題」の二冊を読んだ。まずこの2冊を簡潔にまとめるならば前者はヒロシマで生きた人々を中心に原爆の問題を綴った本であり、後者はヒロシマで何…
この本を読み終えて感じたのは、得体の知れない不安だった。この本の初版は一九六五年。半世紀以上も前に執筆された文章なのである。いったいこの本から私は何を読み取り、何を考えなければならないのか。そのために、まずはこの本で繰り返し使われる「広島…